Metro スタイル アプリを一般提供に備える

Building Windows 8

Windows エンジニアリング チームによるブログ

Metro スタイル アプリを一般提供に備える

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皆さんの多くが RTM を楽しみにしておられることと思います。現在ストアでアプリに取り組んでいる開発者は特に興奮しておられるでしょう。既に何百ものアプリが Windows ストアにあり、さらに多くのアプリが作成途中です。最初の Developer Preview 以降、私たちは世界中のたくさんの開発者と密接に協力してきました。WinRT プラットフォームは、開発中フィードバックを基に急速に進化しています。私たちには、ストアの稼動を維持して何百万もの Preview ユーザーにアプリを提供できるようにすることと、次のビルドに向けて準備するという二重の課題があります。これは、API の変更または追加やツールの改良が生じた場合、アプリが変更されるため、最新の OS でアプリをテストして検証する必要があることを意味します。強力なパートナーシップをとおしてストアでのアプリの提供に全力で取り組んできた開発者に、私たちが最新のビルドを提供してきたのはこのためです。

この記事では、開発者が最新の API やツールを使ってアプリを最新の状態に保つことができるように、9 月以降私たちが行ってきた作業について説明します。一般提供が開始されるまでに新しいアプリの準備を確実に終えることができるように、この作業は Release Preview の後も行っています。この記事は、エコシステム アウトリーチ チームのリーダーである Dennis Flanagan が執筆しました。  --Steven


Windows 8 のリリースに近づくにつれて、Metro スタイル アプリのカタログは成長し続けています。これまで、ユーザーは Microsoft がダウンロード用ビルドに搭載したアプリと、Consumer Preview と Release Preview の両方の期間にストアで提供されたアプリを体験してきました。それらのアプリの多くは、没入型のタッチ主導 Metro スタイル エクスペリエンスの優れた例です。しかし、アプリが実行される Windows リリースと同様、それらのアプリは将来のアプリのプレビュー バージョンです。すべての Metro スタイル アプリの最終バージョンは、Windows 8 の一般提供が開始されてから入手可能になります。

昨年、私たちは Windows 8 プラットフォームおよびツールの初期バージョンをリリースすることで、開発者コミュニティとの密接な協力を始めました。エンジニアリング工程のもっと前の段階で開発者に参加してもらうことを決めていたため、開発者が Metro スタイル アプリ開発のスキルを築くようサポートし、フィードバックをとおしてプラットフォームに影響を与える機会を設けることができました。2011 年の 9 月以降、8 Developer Preview の複数のバージョンをリリースしてきました。それらのバージョンの中には、限られた開発者だけが利用できたバージョンもありましたが、広範に配布されたバージョンもありました。これらのすべてのリリースには、次のような同様の目標がありました。

  • 新しい機能と API を提供する
  • ツールを更新して Metro スタイル アプリ開発をシンプルにする
  • パフォーマンスと信頼性を向上させる
  • 開発者のフィードバックに応える

最初の Developer Preview バージョンは、アナハイムで開催された //build カンファレンス (英語) でリリースされました。開発者は、このバージョンによって Windows 8 のプラットフォーム、ツール、プログラミング モデルについて知ることができました。WinRT プラットフォームには新しい API が含まれていたため、私たちはカンファレンスを利用して、文字どおり何百もの技術セッションやサンプルを紹介して、開発者がプラットフォームの基本的な理解を得られるようにしました。 多くの開発者は、すぐに Metro スタイル アプリの構築に取りかかることができ、見事な初期の結果を生み出したため、私たちはプラットフォームやツールの改良方法に関する有用なフィードバックと提案を得ることができました。

私たちは、最初の Developer Preview ("DP1") はコードの初期バージョンであることを明らかにしました。Windows 8 を完成させるためにすべきことはたくさんありました。今年の 1 月と 2 月にリリースされた DP4 と DP5 は、Windows ストアでアプリケーションを最初に公開したいと思っている開発者を対象としていました。2012 年の 2 月に Consumer Preview をリリースしたときまでに、新しい WinRT API を 1,000 個近く追加し、開発者のフィードバックに基づいて何百もの他の API を変更しました。

//build から Consumer Preview までに加えられた変更の詳細については、アプリ開発者ブログの次の記事をご覧ください。

今年の 4 月と 5 月には DP6 と DP7 をリリースし、開発者が Release Preview 向けにアプリを準備できるようにしました。ただし、開発者コミュニティとの密接な協力により、私たちは開発者のフィードバックに基づいてプラットフォームを進化させ続けました。Release Preview の提供を開始したときまでに、334 以上の API を追加し、既存の API の変更を続けてフィードバックに対応しました。

開発者のフィードバックに基づいて Release Preview (RP) で加えた変更の例として、HTML ListView コントロール (WinJS) があります。これは、たくさんの開発者が難しいと感じていた分野のため、全面的に見直して作業しやすくし、もっと細かくパフォーマンスを調整できるようにしました。

さらに、Visual Studio のテンプレートなど、開発者リソースにもたくさんの改良を加えました。開発者が新しいプロジェクトを簡単に開始して、すばらしいアプリをかなり短期間で動作させることができるように、新しいテンプレートも追加しました。

デザイン ツールは、改良で焦点が当てられたもう 1 つの分野です。Metro は、デザインを前面に押し出したエクスペリエンスです。つまり、アプリのユーザー インターフェイスは、開発者がアプリを認識してもらい、差別化する主要な方法の 1 つです。私たちは、開発者が新しい Metro スタイル デザインの概念すべてをできるだけ簡単にアプリに組み込むことができるよう、力をそそぎました。

CP から RP までの変更点の全体的な概要については、「Consumer Preview 以降のアプリ開発者向けの変更点」をご覧ください。

次の主要なマイルストーンは、Release To Manufacturing (RTM) です。コードがこのマイルストーンに達すると、プラットフォームは一般提供 (GA) 向けに完成するため、開発者向けの暫定更新は加えられなくなります。

開発者は、RTM バージョンを入手した後もアプリの機能とパフォーマンスの向上を続けます。既に入手可能なアプリの中には、最終リリース バージョンをダウンロードしたとき外観や動作が異なるものが出てくるでしょう。まだストアでリリースされていない開発中のアプリもたくさんあります。それらの開発者の多くは、アプリに最後のしあげを加えるため RTM を待っています。

Windows 8 のリリースは、アプリ開発者にとって大きなマイルストーンとなりますが、実際には始まりにすぎません。組み込みの Windows ストアと更新メカニズムには、新しいアプリを広範囲に配布して、既にリリースされたアプリを継続的に改良する機会を開発者に与えるというすばらしい利点があります。アプリ開発者コミュニティが発展するにつれて、私たちはアプリ開発者がこの利点を活かして、アプリの定期的な更新プログラムを提供することを期待しています。

--Dennis

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