少々アップデートが遅れましたが、Windows Azure SDK v1.8 のリリースと共に Windows Azure ストレージ にアクセスする .NET ライブラリである Windows Azure ストレージ クライアントライブラリ 2.0 が利用可能になっています。こちらは .NET 4.0 ライブラリに加えて Windows 8、Windows RT および Windows Server 2012 向けライブラリ が CTP (Customer Technology Preview) としてリリースされています。

Windows Runtime のサポートに伴う再設計、ルート名前空間の変更など、大きく変更が行われています。なお、最新版は 2.0.1 (11/12付) となっています。

今回変更/ アップデートされている内容は以下になります;

  • 名前空間の変更、簡素化 : Microsoft.WindowsAzure.StorageClient → Microsoft.WindowsAzure.Storage への変更
  • ODataLib(ver5.0.2) をベースとした効率的な新しいテーブル実装
  • デバッグ、設定機能 : OperationContext クラスによるデバッグ、診断情報
  • 同期および非同期プログラミングモデルによる実装 : True 同期メソッドのサポート、非同期キャンセル
  • StorageCredentials による認証モデル
  • RetryPolicy の簡素化
  • StorageException に統一された例外処理
  • サーバ、クライアント側でのタイムアウト設定
  • .NET Framework 4 Client Profile のサポート
  • DoesServiceRequest 属性による API の明確化
  • ページブロブのサポート
  • FISMAに準拠して実装するための MD5 の簡素化
  • Windows Azure ストレージ の拡張サポート : ブロブとコンテナーのリース、ブロブ/テーブル/キューの共有アクセス署名、非同期のアカウント間ブロブコピー

Windows Azure Storage Team Blog > Introducing Windows Azure Storage Client Library 2.0 for .NET and Windows Runtime

Windows Azure Storage Team Blog > Windows Azure Storage Client Library 2.0 Breaking Changes & Migration Guide
Windows Azure Storage Team Blog > Windows Azure Storage Client Library for Windows Runtime
Windows Azure Storage Team Blog > Windows Azure Storage Emulator 1.8

windowsazure.com > What's New in Storage Client Library for .NET (version 2.0) 


 

【12/7追記】

さらにアップデート版 v2.0.2 (12/5 付) が公開されました。

Nuget gallery >  Windows Azure Storage 2.0.2.0