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電子メールの追跡とスマート マッチング機能の変更方法

電子メールの追跡とスマート マッチング機能の変更方法

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みなさん、こんにちは。

今回は 電子メールの追跡スマート マッチング機能についてご紹介します。

CRM 4.0 での電子メールの追跡はスマート マッチングという機能を使用しており、追跡トークンのみでなく件名と受信者からハッシュを生成して関連付けしています。
スマート マッチングと追跡トークンを併せて使用することにより、電子メールの件名が同じ場合は関連付けの精度が高くなります。
スマート マッチングは CRM 4.0 からの新機能で、既定ではスマート マッチングと追跡トークンは有効になっていますが、使用方法によっては本設定を変更したい場合もあるかと思います。

電子メールの関連付けについて、以下のオプションが可能です。

1. スマート マッチングのみ (追跡トークン無効)
2. スマート マッチングのみ (追跡トークン有効)
3. 追跡トークンのみ (スマート マッチング無効)

設定変更方法について以下にご紹介します。

1&2. スマート マッチングのみ (追跡トークン無効または有効)

スマート マッチングは既定で有効になっています。
追跡トークンも既定では有効になっていますが、以下にて追跡トークンを無効にすることができます。なお、本設定は組織全体に反映されます。

[追跡トークンを無効にする方法]

a. 管理者にて CRM にログイン後、[設定] – [管理] – [システムの設定] をクリックします。
b. システムの設定画面が開いたら、[電子メール] タブに移動します。
c. 以下の画面にて [追跡トークンの使用] チェック ボックスのチェックをはずすと、追跡トークンは無効となります。


 
[追跡トークンを有効にする方法]

追跡トークンを有効にする場合は、[追跡トークンの使用]チェック ボックスをオンにしてください。追跡トークンを有効にすると、以下の画面が表示されて、追跡トークンの詳細設定も可能になります。

 

3.追跡トークンのみ (スマート マッチング無効)

スマート マッチングと追跡トークンは、いずれも既定で有効となっています。
追跡トークンのみで電子メールの追跡を行う場合は、以下の手順にてスマート マッチング機能を無効に設定することができます。

[スマート マッチングを無効する方法]

a. スマート マッチングを無効にする修正プログラムは UR 4 に含まれています。UR4 を適用でない場合は、以下の修正プログラムを適用してください。UR 4 以降を適用の場合は、手順 b に進んでください。
タイトル : A hotfix is available to disable the Smart Matching feature in Microsoft Dynamics CRM 4.0
URL : http://support.microsoft.com/kb/958084/en-us (英語)
URL : http://support.microsoft.com/kb/958084/ja (日本語機械翻訳)

b. 以下の DisableSmartMatching レジストリ値を追加して、スマート マッチング機能を無効に設定してください。
  場所 : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSCRM
DWORD 値 : DisableSmartMatching
値のデータ : 1

 

注意 : スマート マッチングを無効にした場合は、無効後の電子メールに対してのみ適用されます。

スマート マッチングを無効にする以前の電子メールに対しても、CRM 追跡トークンのみで電子メールの追跡を行う方法については、以下のサポート技術情報があります。

タイトル : A tool is available to extract the tracking token from the e-mail subject and update the tracking token column of the e-mail table in Microsoft Dynamics CRM 4.0
URL : http://support.microsoft.com/kb/969946/en-us (英語)
URL : http://support.microsoft.com/kb/969946/ja (日本語機械翻訳)

本ツール (EmailTrackingTokenExtractorTool) の実行手順については、上記サポート技術情報の [インストール情報] セクションをご参照ください。

[既知の問題] セクション に記載されていますが、本ツール実行時に以下のエラーが表示される可能性があります。
本修正プログラムは SQL の CRL  (共通言語ランタイム) 統合機能を使用していますが、CRL 機能は既定では無効となっているため、有効にする必要があります。 CLR 統合を有効にするには、以下のストアド プロシージャを実行することにより clr enabled オプションを 1 に設定します。

sp_configure 'clr enabled', 1
go
reconfigure
go


 
clr enabled  についての詳細は以下をご参照ください。

タイトル : CLR 統合の有効化
URL : http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms131048.aspx

タイトル : clr enabled オプション
URL : http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms175193.aspx

注意 : 本ツール使用後は、以下のクエリを実行して CRL 機能の設定を無効に戻しておいてください。

sp_configure 'clr enabled', 0
go
reconfigure
go

以下のように何もエラーが表示されない場合は、EmailTrackingTokenExtractorTool  が正常に実行時できたことになります。

 

 以上、電子メールの追跡とスマート マッチング機能の設定変更時にご参照いただけると幸いです。

- Dynamics CRM サポート 矢野 時枝

[参考情報]
タイトル : How to toggle Smart Matching in Microsoft Dynamics CRM 4.0
URL : http://blogs.msdn.com/b/crm/archive/2009/06/23/how-to-toggle-smart-matching-in-microsoft-dynamics-crm-4-0.aspx (英語)

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