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Dynamics CRM 2011 高度な Fetch XML の利用

Dynamics CRM 2011 高度な Fetch XML の利用

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みなさん、こんにちは。

今回はレポートで利用できる、より高度な Fetch XML を紹介します。尚、前回の記事で
作成したサンプルレポートを引き続き利用しますので、前回の記事をご覧になっていない
方は、こちら より前回の記事を事前にご参照ください。

事前フィルター

既定のレポートのように、カスタムレポートも実行前にフィルター画面を出すことが
可能です。まずは前回作成したレポートをそのまま Dynamics CRM 2011 に登録
して、動作を確認します。

事前フィルターのないカスタムレポート

1. Internet Explorere で Dynamics CRM 2011 に接続します。

2. ワークプレース | レポート をクリックします。

3. 新規ボタンをクリックします。

4. レポートの種類より、既存のファイルを選択し、参照をクリックします。

5. 前回作成した Report1.rdl を選択します。

4. 保存して閉じるをクリックします。以下のようにレポートが登録されます。

image

5. Report1 をクリックします。事前フィルタの画面は出ることなく、レポートの
実行結果が表示されます。

image

事前フィルターを利用するカスタムレポート

次に以下の手順でレポートを変更します。

1. Business Intelligence Development Studio より、前回作成したレポート
プロジェクトを開きます。

2.DataSet1 を右クリックして、クエリをクリックします。

image 

3. Fetch XML 2 行目を以下のように書き換えます。

旧) <entity name="account">

新) <entity name="account" enableprefiltering="1" prefilterparametername="CRM_FilteredAccount">

4. 全て保存します。

5. 再度ワークプレース | レポート に移動して、Report1 の左のチェックボックスをクリックします。

image

6. 編集をクリックします。

7. ファイルの場所で参照をクリックして、更新された Report1.rdl を選択します。

8. 保存して閉じるをクリックします。上書きするメッセージが出るので、OK をクリックします。

9. 再度 Report1 をクリックしてレポートを実行します。

10. 今度は事前フィルターの画面が出ます。

image

11. 任意の条件を指定してレポートを実行、結果を確認します。

パラメーターの利用

通常の T-SQL クエリのように、 Fetch XML でもパラメーターを利用できます。
今回は既存のレポートに名前が特定の文字で始まるパラメーターを追加してみます。

1. DataSet1 を右クリックして、クエリをクリックします。

2. クエリの下部にある Filter に新しい条件を 1 つ追加します。

<condition attribute="name" operator="begins-with" value="@name" />

※ Operator の一覧は SDK 「FetchXML Schema」 で確認が可能です。

3. OK をクリックしてクエリを保存します。

4. レポートを保存して、再度 Dynamics CRM 2011 にアップロードします。

5. レポートを実行します。以下のようにパラメーターを入力するテキストボックスが
表示されます。

image

6. name に 「ス」 と入力して、レポートを実行します。

image

正しい結果が出るか確認します。

パラメーターの種類変更

現時点ではパラメーターはテキストボックスです。そこで種類を変更したいと
思います。

1. レポート データにあるパラメーターを展開します。

image

2. @name をダブルクリックします。

3. 左の画面にある 「利用できる値」 をクリックして、値の指定を
クリックします。

4. 追加ボタンをおして、以下のように利用できる値を追加します。

image

5. OK をクリックしてプロパティを閉じてから、レポートを保存します。

6. レポートを保存して、再度 Dynamics CRM 2011 にアップロードします。

7. レポートを実行します。以下のようにパラメーターがドロップダウンになります。

image

8. 「あ」 を選択してレポートを実行します。

image

まとめ

今回は、Fetch XML でもフィルターやパラメーターが利用できることを
紹介しました。次回は Fetch XML で集計クエリを実行する方法を紹介します。

- Dynamics CRM サポート 中村 憲一郎

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