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Dynamics CRM 2013/Fall '13 業務プロセスフローの紹介 その 3

Dynamics CRM 2013/Fall '13 業務プロセスフローの紹介 その 3

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みなさん、こんにちは。

今回は複数のエンティティにまたがる業務プロセスフローの
作成と利用方法を紹介します。業務プロセスフローをまだ作成
したことがない方は以下の記事を事前に確認してください。

Dynamics CRM 2013/Fall '13 業務プロセスフローの紹介 その 1
Dynamics CRM 2013/Fall '13 業務プロセスフローの紹介 その 2

複数のエンティティのサポート

ほぼすべての業務において、複数のエンティティを利用し、
またそれらは関連があるだけではなく一連の作業の中で使用
されます。例えばコールセンターの場合、お客様情報を入力
した後、サポート案件レコードを作成し、その中でタスクや
電子メールの送付といった処理を行います。

業務プロセスフローが複数のエンティティをサポートする事
でユーザーはフローに集中することができ、また現在どの
段階の作業をしているかが明確になります。

早速サンプルを作ってみましょう。

シナリオ

今回は以下の業務プロセスフローを考えてみます。

1. まず取引先担当者を作成する。

2. 次に担当者が所属する取引先企業を作成する。

3. その後サポート案件を作成する。

4. 関連するタスクを作成する。

5. 3 で作成したサポート案件に戻り残りの作業を完了する。

フローの作成

上記シナリオに基づいてフローを作成します。

1. 設定モジュールに移動し、プロセスを選択します。

2. 新規ボタンをクリックします。

3. 以下の情報を入力、選択して OK をクリックします。

image

4. 以下のように段階を作成します。

image

5. 含まれたエンティティの下にあるオプションボタンをクリック
すると、関連するエンティティを選択できます。ここでは取引先
企業 (取引先責任者) を選択します。

image

6. 以下の様に段階を入力します。

image

7. 再度オプションをクリックしてサポート案件を選択します。
以下の様に段階を入力します。

image

8. 同様にオプションをクリックしてタスクを選択します。
以下の様に段階を入力します。

image

9. 最後に手順 7 で作成したサポート案件に戻りたいので、
オプションをクリックして、プロセスサイクルのクローズより
サポート案件を選択します。

image

10. 以下の様に段階を入力します。

image

11. 業務プロセスフローを保存して、公開します。

フローの利用

次に作成したフローを利用してみましょう。

1. 取引先担当者の新規フォームを開きます。

2. 必須項目として姓の入力を求められるので入力後、業務
プロセスフローを展開して作成したものを確認します。

image

3. 必要な項目を入力して上書き保存をクリックします。

4. 次の段階をクリックします。まだ関連がないため以下画面
が表示されます。作成をクリックします。

image

5. 取引先企業の新規フォームが出ますが、業務プロセスフロー
は継続していることを確認します。

image

6. 項目を入力して上書き保存をクリックします。

7. 同様の手順でタスクの作成まで完了させます。タスクを作成
したら、次の段階をクリックします。今までと異なり自動で
直前のサポート案件レコードに戻ります。

8. 必要な項目を入力します。

image

9. 入力完了後、企業の作成段階をクリックします。この業務
プロセスフローで作成した企業の情報が自動的に表示されます。

最後にそれぞれのレコードで関連が正しく設定されている
ことを確認します。

まとめ

業務プロセスフローを利用すると、ユーザーは運用に集中する
ことができます。また関連するレコードの遷移も容易に行える
他、レポートを利用して段階を確認することも可能です。

ソリューション対応したことで開発した業務プロセスフローを
他の環境に移行できるようになりましたので、この機会に是非
お試しください。

- 中村 憲一郎

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