皆さんこんにちは。Windows Azureサポート チームです。今回は異なる サブスクリプション間でSQL Database(旧 SQL Azure)サーバーと、その中に入っているデータベース群の移動を一度に行いたいときに便利な機能「サーバーの移動…」(英語機能名:MOVE)を紹介します。

どういったときに便利?


例えば、お試しで最初に 無料評価版のサブスクリプションを利用していたが、本格的にサブスクリプションを購入したので、そちらにサーバーとデータベースを移動したい、などの場合に便利です。また、今まで複数のサブスクリプションを所有していたが、1つに集約したい、などという場合にも使えます。

この機能を使うのに必要なアカウント権限は何?

移動元のサブスクリプションと、移動先のサブスクリプションの両方で、アカウント管理者(account administrator) または サービス管理者(service administrator)、または共同管理者(co-Administrator)であれば、利用可能です。詳細は以下のMSDNの記事をご覧ください。

どうやって使う?

Windows Azure 管理ポータルにログインします。データベース セクションに移動し、移動をしたいSQL Databaseサーバーを選択すると、右側のペインに「サーバーの移動…」というボタンが表示されることが確認できます。

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例えば、上記の例では、サブスクリプションAに存在するcrs0209tec という SQL Databaseサーバーを、そのサーバーに存在する3つのデータベース: masterデータベース / sample データベース / testデータベースごと、別のサブスクリプションBにサーバーの移動を行いたいとします。その場合、SQL Database サーバー「Crs0209tec 」が選択された状態で、「サーバーの移動…」をクリックします。

そうすると、ターゲットサブスクリプションを選択する画面が表示されます。

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移動先のターゲットサブスクリプション(上記の例では、サブスクリプションB)を選択し、OKボタンをクリックします。

サーバーの移動が実行され、SQL Database サーバー「Crs0209tec 」が、サブスクリプションAから、ターゲット先のサブスクリプションBの配下に移動されたことがわかります。

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この「サーバーの移動…」の機能は、サブスクリプションとSQL Databaseサーバーの関連情報を更新するもので、物理的なファイルの移動を伴わないため、SQL Databaseサーバーに入っているデータベース数が多かったり、サイズが大きいデータベースが存在しても、数秒ほどで移動が終了します。

※ 本Blogの内容は、20121003日現在の内容となっております。

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Sr. Support Escalation Engineer
Kayoko Gray