Hotmail の「グレーなメール」対策について

Hotmail の「グレーなメール」対策について

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みなさん、こんにちは。Windows 開発統括部の古内です。

今日も Windows Live ネタをお届けします。2011 年 10 月 3 日に Inside Windows Live Blog に投稿された 「Hotmail declares war on graymail」 の翻訳で、Hotmail の便利な新機能について説明しています。


Hotmail の「グレーなメール」対策

SmartScreen™ の導入で、Hotmail の受信トレイに入る迷惑メールを 3% 未満に減らすことに成功したと 以前の投稿記事 (英語) で紹介しましたが、どうやらそれだけでは不十分だということがわかりました。なぜなら、ユーザーが「迷惑メール」と判断しているメールの 75% が、昔に購読したメール マガジンやダイレクト メール、サービス通知など、「いらないメール」だったからです。私たちはこのようなメールのことを「グレーなメール」と呼んでいます。今回の Hotmail の機能強化では、「グレーなメール」の処理に役立つ 5 つのツールを提供開始します。

受信トレイの中身は?

電子メールが使われ始めた当初、ほとんどのメールは知人からのものでした。しかし、現在はメールが普及し、色々な使われ方��しているため、受信トレイの状況が当時と異なります。典型的な受信トレイの中身は、半分以上がメール マガジンやダイレクト メールで、17% が SNS の通知、そして 14% が人とのコミュニケーションに使うメールです。残りはメーリング リストや買い物をした際の通知、純粋な迷惑メールで構成されます。

Percentage composition of the Inbox

「グレーなメール」とは?

今の受信トレイは、不要なメールでいっぱいです。それは、以前購読してそのままになっているメール マガジンであったり、新しいサービスに加入したときに (「今後メールを受信する」のチェックを外し忘れて) 登録してしまった通知メールかもしれません。SNS からの更新通知の場合もあります。「グレーなメール」の特徴は、ある人にとっては「迷惑メール」かもしれませんが、他の人にとっては重要である可能性があり、はっきりと白黒つけられないことです。そのため、「グレーなメール」と呼んでいます。

純粋な迷惑メールは減りましたが、ほとんどのユーザーの受信トレイは今でも、メール マガジンや販促メールなどで埋もれていることがわかりました。実際、ユーザーが「迷惑メール」と判断しているメールの 75% が、実は、以前 Web サイトで何らかの登録をした結果送られてくるようになった「グレーなメール」です。不要な「グレーなメール」がたくさんあるために、本当に大切なメールを見逃したりすることもあるでしょう。新しくリリースされる Hotmail では、「グレーなメール」の処理に役立つ 5 つのツールを提供することにしました。

新しい「ニュースレター」のカテゴリ

カテゴリについてはこれまでもお話ししてきましたが、前回の機能強化で、SNS からの通知や Office ファイルが添付されているメール、写真が添付されているメールなどを、自動的に仕分けできるようになりました。今回、新しく「ニュースレター」のカテゴリが追加されます。ここでも学習エンジンである SmartScreen™ の技術を利用し、日々学習していきます。まず、95% の精度でニュースレターを仕分けします。そして、その先は、お客様自身がメールを「ニュースレター」に分類 (あるいは分類解除) することにより、学習が進んで精度が向上していきます。お客様がメールをニュースレターとして分類するたびに仕分けの精度が高まり、自分自身のため、ひいては他のすべてのユーザーのためとなるのです。

ワン クリックで購読停止

ニュースレターの購読を停止したくても、どうやったら停止できるのかわからないことも多々あります。新しい Hotmail では、1 ステップで購読を停止できるようになりました。[受信登録の取り消し] をクリックしていただければ、あとは私たちが対処します。つまり、私たちが代わりにそのサイトに購読停止を通知し、「一括処理」でその差出人からのメールをすべて削除し、さらには取り消しが完了するまでに届くメールを「迷惑メール」に仕分けします。

One-click unsubscribe

クリーンアップのスケジュール設定

ニュースレターは購読したいけれど、最新の 1 通だけ残して後は削除したい、という方も多いでしょう。たとえば、ネット ショッピングや販促メールなどは、セールは 1 週間だけ有効だったり、最新のメール以外は古くて意味がなかったりします。そんなときに、今回新しく導入する「クリーンアップのスケジュール設定」が大変便利です。この Hotmail にしかない機能により、以下のことが可能です。

  • ある差出人からの最新メールだけを残す
  • 受信後、一定期間 (3 日、10 日、30 日、60 日) を経過したメールを削除する
  • 受信後、一定期間を経過したメールをフォルダーに移動する

たとえば、次のような使い方ができます。

  • お気に入りサイトの最新のイベント通知だけを残す
  • Groupon などのキャンペーン サイトからの最新のメールだけを残す
  • 10 日経過したらニュースレターを削除する - これで、読む・読まないにかかわらず、受信トレイがすっきりするでしょう
  • 銀行やクレジット会社からの明細メールを、30 日経過したら特定のフォルダーに移動してアーカイブする

フラグを付けて、大事なメールを常にトップに

「グレーなメール」との戦いは、削除や移動だけでは解決しません。ユーザーにとって本当に大切なメールがすぐに見つけられることが大事なのです。

大事なメールを受信したとき、忘れないようにメールを「未読」にするお客様も多いのですが、その後たくさんの未読メールを受信してわかりづらくなったりします。あるいは、自分自身に転送して受信トレイの一番上にもってきたりする方もいらっしゃるでしょう。

Hotmail では、フラグでこれを解決するのが良いと考え、今度のリリースでは「フラグ」機能を強化しています。メールにフラグを付けると、そのメールは受信トレイの一番上に固定され、新しいメールを受信してもその場所に居続けます。つまり、重要なメールは常にトップに表示されるので、トラックしやすくなると言う訳です。それだけでなく、特定の差出人から受信したメールには必ずフラグを付けるように設定することもできるようになります。

もちろん、フラグはカテゴリの一種なので、ニュースレターのように「クリーンアップのスケジュール設定」や「一括処理」も実行できます。

違う種類のメールには、カテゴリのカスタマイズで対応

標準設定のカテゴリでも十分使えるはずですが、ユーザーの中には受信トレイに対してもっと細かくルールを設定したり、Gmail のラベルのような機能を使いたいという方もいらっしゃるでしょう。そのような方のために、「一括処理」と「クリーンアップのスケジュール設定」の機能を利用して、カテゴリをカスタマイズできるようにします。

新しいカテゴリを作ったら、関連するすべてのメールに対して同じカテゴリを適用することができます。過去のメールを探したり、複雑な仕分けルールを作る必要はありません。メッセージは、新しいカテゴリ コラムを使って、メッセージ一覧で仕分けできます。さらに、カテゴリはフォルダー一覧の下の「クイック分類」に表示されるので、メールを探すときにとても便利です。

フォルダーの整理

メールの整理にフォルダーを使うのがお好きな方は、これらの機能をどう活用できるか考えていることでしょう。カテゴリ、一括処理、およびクリーンアップのスケジュール設定は、フォルダーにも適用できます。メールをクリックし、[一括処理] か [クリーンアップのスケジュール設定] をクリックすると、その差出人 (またはカテゴリ) からのメールをフォルダーに移動し、今後届くメールにも適用させることができます。もちろん、ご自身で好きなフォルダーやサブフォルダーを作ることもできますが、それだけではありません ー 高度なフォルダー管理ツールを追加しました。その結果、ドラッグアンドドロップでフォルダーを階層化したり、インラインで新規フォルダ―を作成したり。右クリックでフォルダーの名前を変更したり、フォルダー内のメールをすべて開封済みまたは空にしたり、フォルダーを削除することもできるようになります。

まだ始まったばかり

「グレーなメール」対策に活用できる新機能が盛りだくさんです。でも、まだ始まったばかりです。今後これらの機能を提供開始するにあたり、もっといろいろと見えてくると思います。みなさんの Hotmail でこれらの新機能が使えるようになったら、ぜひお試しください。そして感想をお聞かせください。

  • 「フラグ」機能そのものを無効にする、あるいは非表示にする方法は有りませんか?

    ちょっと邪魔なんですけど・・。

  • ご質問ありがとうございました。残念ながら「フラグ」を非表示にするオプションはありません。

    このようなご意見があったことを、Hotmail 開発チームにフィードバックさせていただきます。

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