以前このブログのエントリ 他の人に影響を与える投稿とは? で紹介した AIDx の購買行動モデルですが、最近は AISAS というインターネット利用を含むモデルが注目されているようです。
AISAS 購買行動モデル
・Attention (注目)
・Interest (興味)
・Search (検索)
・Action (行動/購買)
・Share (共有)
この中で注目したいのはやはり Search (検索) でしょうか。最近の CM でも最後に「今すぐ検索!」といったナレーションと共に以下のような画面が表示されるものをよく見かけるようになりました。
[MVP ] [検索]
これらの CM の初期ではなるほどーと Interest (興味) したのですが、その後これらの CM の数が増えてくるに従ってどうもしっくりこない気がしてきました。今コミュニティを含めた問題解決行動モデルといったものを考えておりこのモデルでも Search (検索) は重要な位置をしめていると考えています。どのような動機、状況で Search (検索) 行動にうつるのかを考えていくうちに、どうもこれらの CM と AISAS の間には大きな隔たりがあるように感じたのです。
検索とは?ということを考えた場合に検索結果を想像し検索キーワードを導き出すというプロセスが重要なのではないかと考えています。ここで適切なキーワードが選択できないと目的の結果をえることはできなくなってしまいます。CM では親切にもキーワードが表示されているので消費者は特にキーワードを考える必要もなくそのまま打ち込めば検索結果を得ることができます。もしかしたら「あーあの CM の最後にキーワード出たけどなんだっけ?たしかマイクロソフトがコミュニティとかいってたかな?」と考えているかもしれません。この場合「MVP」というキーワードより CM 全体のメッセージから「マイクロソフト」「コミュニティ」といったキーワードの方が印象に残っていることになります。(この場合はキーワードを考えているので検索していると言えるのではないかと思います)
よく電車などので見かける以下のような広告はわざと簡単なクイズにしてキーワードの認知形成を助けようとしています。(簡単なクイズだなぁ・・・馬鹿にしているの?と思った私は策略にはまっていると思います^^;)これは MVP というキーワードを応募サイトに送るという行動の前に MVP というキーワードについて考える(クイズを解く)行動が入るためキーワードが頭の中に残りやすいようです。
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Microsoft MVP キャンペーン
クイズに答えてシアトル旅行をゲットしよう!
クイズ: ○に当てはまる英文字は?
M ○ P
申込方法: http://www.microsoft.com/japan/communities/ で応募しよう!
※上記は説明のための架空のイベントキャンペーンです。
どちらかというと CM の検索はこちらのキャンペーンのようなもので、検索行動をとらせているというよりも Web サイトリンクをクリックする代わりに [検索] ボタンを押させているようなものではないかと思います。