マイクロソフトの会計年度は 7 月から始まるので本日から FY08 (Fiscal Year) が始まりました。コミュニティチームでは FY08 も日本で活躍する多くの MVP 候補者の方に MVP アワードを受賞していただけるようにがんばってまいります。
7 月 1 日付けで MVP アワードを受賞された皆様おめでとうございます!次回 10 月期の審査締切が 7 月 8 日となっておりますので審査への参加をご検討されているかたは是非ご応募ください。
MVP 審査応募ページ
さて、MVP 候補者を探してくる (上記ページではご応募いただくことになりますが) といってもどこを探すと良いのでしょうか?候補者の方とは上記ページにも簡単に記載しておりますがご説明すると「熱意」「スキル」「情報共有」という三本柱をコミュニティ活動で発揮されている方と考えており「情報共有」については他のユーザーを支援する活動、オンラインであればオンライン掲示板などで回答されている方なども該当します。
そこで今回はオンライン掲示板における MVP 候補者の方について私なりの考えをご紹介したいと思います。「オンライン掲示板でよく回答されている方」についてお話させていただくと「何回くらい回答した人ですか?」といった質問をされることがあります。しかし各掲示板で取り扱う製品やテクノロジならびに利用者数、また質問される方の理解度にもより一定の数値を設定して、例えば 100 回回答した人はよく回答されていると判断することはなかなか難しいと考えています。
少々古いデータですが 2005 年の GDNJ (GotDotNet Japan) のデータでおおよその考え方をご紹介したいと思います。
コミュニティ: GDNJ <http://www.microsoft.com/japan/msdn/community/gdn/>分野: マイクロソフト製品やテクノロジを利用した開発総登録者数: 約 10,000 人アクティブユーザー: 1,229 人総投稿数: 18,704平均投稿数: 15※アクティブユーザーとは期間内に少なくとも一度以上投稿しているユーザーです。
10 投稿刻みのユーザー分布が以下になります。1 - 20 投稿している: 89.3%21 - 240 投稿している: 9.5%241 - 投稿している: 1.2%
ここでは説明の関係上 1 - 20 を Chance, 21 - 240 を Regular, 241 - を Core と呼びます。
ここからはあくまで個人的な予想ですが、Chance に属する方の多くは直面した問題を解決するためにコミュニティに参加し数回 (多くの場合は 1 回) 質問と追加情報の提供をしたユーザーではないかと考えています。これらのユーザーは問題に直面することが少なく一度作成したアカウントは一度程度利用し、次回参加する際は新しいアカウントを作成する可能性があります。次に Regular に属する方は 1 年のうち数回から数十回コミュニティに参加し、質問する場合もありますが役割としては回答者として活動しているものと思います。またニックネームなどは他のコミュニティと統一されており比較的オンライン上で活動を追跡することが可能ではないかと思います。
最後に Core に属する方はコミュニティに積極的に参加し多くのユーザーの質問に回答しているものと思います。全体の 1.2% しかいないわけですが Core ユーザーの投稿を合計すると総投稿数の 37.2 % となります。(Regular 36.9%, Chance 25.8%) 単一の掲示板のみを判断材料にすると Core の方が MVP 候補ということになりますが、複数の掲示板で活動されている場合もありますので一概に Core のみを MVP 候補者とすることはできないかもしれません。
ユーザー分布のグラフを作成するとロングテールが描かれますがこれは GDNJ に限ったことではなく、私が調査した限りではマイクロソフトが運営する多くの掲示板で同様の結果を得ることができました。ちなみに GDNJ の場合は Regular と Core の境目が 240 くらいであるとしていますが、この数値が最初にお話した各掲示板で異なる固定ではない数値ということになります。
※このエントリでは主に投稿数という数値に特化した活動情報について注目していますが、審査では数値以外にも様々な情報を元に審査を進めています。