MVP プログラムでは MVP さんが日々発信している情報を元に MVP 審査を進めていることについては何度かこのブログでもご紹介しておりますが、審査を進める際にふと情報の価値はどのように決まるのか気になったので考えてみました。(次の審査は 11 月ころです)

 

MVP さんの活動は大きく 2 種類の活動に分類できひとつはオンライン活動、もうひとつはオフライン活動です。オンラインの情報とは主に Blog Web Forum の投稿、情報サイトや自身のサイトでのコンテンツ公開などで公開側が削除しない限り参照可能で、逆にオフラインの情報はその場で記録しない限りいつでも参照というわけにはいきません。個人的にはオンラインの情報の価値は投稿時ではなく、参照時に決定されるものではないかと考えています。実際のところインターネット上では検索結果に表示されない=存在しないに等しくあまり参照されていない情報は価値が低いと判断されることになると思います。また数年前の投稿がひょんなことから話題になり参照数が急激に伸びることで瞬間的に価値が高まることもあるかもしれません。

 

情報の価値は値段に換算することが難しいと思うのですが、言い換えてみると「価値の高い情報」=「多くの人が知りたい情報」となるかもしれません。情報が拡散し多くの人が知っている情報は徐々に価値が低下していき、それゆえアンテナを張り最新情報を常にウォッチしている Blog は人気があるのではないかと思います。

 

また情報提供者が想定した参照者がその情報を見つけることが重要であるとも考えています。初心者向けの技術情報は初心者以外の人が見てもそれほど得るものはないかもしれませんし、プロフェッショナル向けの技術文書は初心者には難しすぎるかもしれません。しかし初心者向けの情報も初心者に必要な情報はどのようなものかという視点で見ることで多くのものを得ることができるかもしれません。実は以前ダーツの練習方法などを Blog に書いていた (形式知へ変換) のですがこれは将来スランプに落ちるであろう自分向けでした。実際スランプの時に非常に役にたったのを覚えていますが他の人に役にたったかというと・・・^^;

 

さらに情報の信ぴょう性も重要な点ではないかと思います。発見した情報を信じることができるかという点は非常に重要で、インターネットの情報は不正確な場合があるので注意しなければならないといった意見はもっともだと思います。インターネットはパブリックな場であると思うので、たとえば喫茶店の隣の席で見知らぬ人が「芸能人の xxx って結婚するらしい」という話をしているのを耳にしてもとりあえずニュースサイトなどで真偽を確認することが普通であるように、インターネット上の情報も出所不明であれば確認する必要が出てくると思います。(信じるという行為については「信頼」などで検索するとさまざまなドキュメントがインターネット上にありますので読んでみると面白いと思います) 他人に信じてもらうことは一朝一夕では難しい思いますし長期にわたり Blog を更新することや特定の Web Forum での誠実な投稿などで参照者の信頼を得ることができれば情報の価値を高めることができると思います。

 

また特に多くの無知を知識に変えてくれる情報は参照者にとって非常に価値が高くなると思いますが上記の信ぴょう性の問題もありオンラインでは検証可能な情報がより価値が高いといえるかもしれません。技術情報であれば現象の再現方法であったり、仕様書やマニュアルなどからの引用が含まれる説明などが記載されていると参照者が検証可能なため一時的に信ぴょう性が低いと判断されても検証後に価値の高い情報となり得ると思います。(なお無知は知らない状態を意味し、知ることができないことは不可知といい、不可知な情報は信じるか信じないかの二者択一になるそうです)

 

現時点で私にとっての参照者が決定する情報の価値とは 

・情報の拡散度合

・自分が想定された参照者である

・信ぴょう性が高い

などが指標になるのではと思っています。(拡散度合以外主観的ですね・・・)

皆さんの指標はどのようなものでしょうか?