先日社内で MVP プログラムの説明会を行った際に、あらためて「インフルエンサー」とは?ということを考えてみました。日本語の「インフルエンサー」で検索をすると様々なサイトでインフルエンサーというキーワードについて「影響を与える人」といった説明が書かれています。

 

このブログエントリではコミュニティ内で人に影響を与える人をインフルエンサーとしたいと思いますが、コミュニティの定義もまた難しいところです。個人的には継続的かつ定期的に同じ目的をもった人々が集まること、またはシステムと思っています。(システムは上記の検索結果でも説明されているオンラインのコミュニケーションツールを含みます)

 

コミュニティに参加する人々を外部から観察するとそれぞれがある役割を担っているように見えます。この役割は複数同時に担っている場合もありますし、単一の役割を担っている場合もあります。最近読んだ「グランズウェル*1」では以下のような役割について説明されています。

  • 創造者 (Creators): 情報を形式知に変換し公開するなどの活動をする人
  • 批評者 (Critics): 公開された情報にコメントを付けるなどの活動をする人
  • 収集者 (Collectors): 公開された情報を集める人
  • 加入者 (Joiners): コミュニティへ登録し、上記情報を閲覧している人
  • 観察者 (Specters): コミュニティへの登録をせず上記情報を閲覧している人
  • 不参加者 (Inactives): 上記情報を閲覧していない人

*各役割の概要は私の認識となりますので、正確な定義については書籍を参考にしてください。

 

このうち、主としてコンテンツ作成にかかわるのが創造者、批評者と呼ばれる役割で、インフルエンサーと呼ばれる人はこの役割を演じていることが多く、またその作成したコンテンツを効果的に伝搬させるネットワークを持っているか、利用することができる立場にいるものと思います。特にオンラインでの活動の場合は「見つけられない」は「存在していない」に等しく効果的な情報公開方法は重要となり、人が多く集まるサイトでの活動は効果的と言えます。オフラインですと俗に言う「顔の広い人」がネットワークを効果的に利用している人と言えるかもしれません。

 

インフルエンサーとは「情報を形式知にすることができ」その形式知を効果的に広める「ネットワークを活用できる」人と言えるかもしれません。

 

*1 Groundswell

http://www.forrester.com/Groundswell

Groundswell のサイトで Social Profile Data として各役割の分布も公開されています。 

 

和書は SHOEISHA 様から出版されています。

http://www.seshop.com/Detail.asp?pid=9893