4/7(土)に開催する Imagine Cup 2012日本大会に出場するチームを選考するための書類審査が終了しました。
多数の応募チームの中から、日本大会に出場できるのは、ソフトウエアデザイン部門4チーム、ゲームデザイン部門3チーム。
日本大会に出場するだけでも、かなり狭き門です。作品を提出していただいたチームには、審査員からのフィードバックを近日中に送ります。

ここでは、応募作品全般(主にソフトウエアデザイン部門)に関する感想、フィードバックを記載します。

『問題定義』
・身近な社会問題を徹底的に考えてほしい。
(日本にも、解決しなければならない社会問題が溢れています。)
・発展途上国の問題を、上から目線で解決しようというソリューションには、説得力がない。
(現地で活動したことがある、現地を徹底的に調査したなど、何らかの裏付けが必要。)
・自分たちが、このソリューションを作成する妥当性、優位性を考えてほしい。
(自分たちこそが、このソリューションを作らねばならないという思いがあるチームは説得力が違います。)

『ソリューションデザイン、革新性』
・なぜ、このようなソリューションが今までなかった(と思う)のか、深く考えてほしい。
(現在、普及していない理由? 技術的な理由? コスト?)
・アイデア先行で誰でもすぐに真似できるようなソリューションになっていないか考えてほしい。

『テクニカルアーキテクチャ、UX』
・必ずしもクラウド(Windows Azure)である必要がない場面で、無理にクラウドを使っていないか?
(例えば、大量のデータを扱うのでクラウドを使うというストーリーは、説得力が乏しい。)
・Kinectを利用したいからという理由で、Kinectを利用していないか?
(ジェスチャーによるUIを利用しなくても良いソリューションに、無理やりKinectを利用していないか?)

『ビジネス実現性』
・ビジネスモデルがまったくないソリューションは、Imagine Cupでは評価を下げざるえない。
・最低でも、ソリューションの制作費と維持費(保守・運営費)は、誰がどのように負担するのか考えてほしい。

『プレゼンテーション』
・プレゼンは全体的に上手くなっているが、プレゼンの構成、ストーリー(展開)には、まだまだ改善の余地が多い。
・時間的な制約から、スライドを投影して、その前でプレゼンしている姿をビデオに録画しているチームが多数あったが、
ビデオを一つの作品と意識して作成したチームと比較した場合、どうしても受ける印象は平板となる。
・書類審査においては、ビデオだけではなく、提出書類のすべてが、プレゼンテーションであるという意識を持ってほしい。

 多くのことを学べるコンテストなので、ぜひチャレンジし続けてしいと思います!