ロシア・サンクトペテルブルグにて開催された、マイクロソフトが主催の学生のためのITコンテスト『Imagine Cup(イマジン カップ)』。その授賞式が現地時間の7月11日に行なわれました。授賞式会場は世界のバレエ会場として歴史と伝統のある『アレクサンドリンスキー劇場』です。

 


アレクサンドリンスキー劇場にて授賞式に向かう日本チームの米山哲平さんとChester Lee Chin Zhenさん。

 


格式高い劇場での授賞式で世界大会らしい華やかさです。

 


授賞式ではバレエの公演も行なわれ、世界中から集まったファイナリストを魅了していました。

 


ロシア大会授賞式のホスト役は、イギリスの俳優Matt Smith氏。劇場外には多数の追っかけが集まっているほどの人気でした。

 

授賞式では、まずスポンサー賞の発表からスタート。受賞したチームは下記のとおりで、残念ながら日本チームの受賞はありませんでした。

●Facebook Creativity Award
エクアドル:Team AYNI(ワールドシチズンシップ部門)
位置情報を使ったボランティア活動の配信技術

●Samsung Digital Native Award(イノベーション部門)
スリランカ:Team Firebird
視覚障がい者向けの拡張感覚補助システム

●DreamSpark Learning Award(ワールドシチズンシップ部門)
クロアチア:Team AuThink
自閉症児向けの学習システム

●AppCampus Award
ブラジル:Team Flying Ship(イノベーション部門)
スケジュールにあわせて着信動作をコントロールするアプリ

●KFC Russia Award(ワールドシチズンシップ部門)
カナダ:Team Sano
対話型ライフケアアプリ

●Women's Empowerment Award
1位
ウガンダ:Team Code 8(ワールドシチズンシップ部門)
瞬時にマラリアの診断が可能なWindowsPhoneアプリ&システム

2位
台湾:Team Omni-Hearing Solution(ワールドシチズンシップ部門)
難聴者向けに聞きやすく音声補完を行なうWindowsPhoneアプリ

●Mail.Ru Group Connected Planet Award
1位
インド:Team Y-Nots(ワールドシチズンシップ部門)
位置情報をそばにいる使って共通の話題をもった人を探すアプリ

2位
イタリア:Team TeamNameException(Windows8チャレンジ部門)
パズルゲームをしながら楽しむ観光ガイドアプリ

3位
中国:Team LetssGo(Windows Azureチャレンジ部門)
Kinectなどのカメラを使い、手の動きでPCからデータをコピーしたり、握手でほかのユーザーへデータを渡せるシステム。

続いて、各部門の発表が行なわれました。まずはWindows8、Windows Azure、Windows Phoneの各チャレンジ部門の発表が行なわれ、受賞したチームは下記のとおりで、受賞したチームにはそれぞれ1位には1万ドル、2位には5000ドル、3位には3000ドルが賞金として贈られました。

●Windows 8チャレンジ部門
1位
イタリア:Team TeamNameException
パズルやクイズとっいったゲームと観光ガイドを組み合わせたアプリを開発。

2位
ドイツ:Team Wordsapp
アルファベットの書かれたブロックを組み合わせて単語をつくって、ブロックを消していくゲームアプリ。

3位
タイ:Team Clever Mind
音声認識機を使って、語学学習を楽しみながら行なえるゲーム。

●Windows Phoneチャレンジ部門
1位
シンガポール:Team vSoft Studio
音声入力を使ってリマインダーに予定を素速く入力できるアプリ。

2位
ポーランド:Team WeRule
目を撮影して、薬物中毒者かどうかを判断できるアプリ。

3位
ポーランド:Team front
災害や犯罪などの発生情報を共有して、公共の対策部隊が効率良く対処するためのシステム。

●Windows Azureチャレンジ部門
1位
インド:Team Y-Nots
SNSのハッシュタグを利用して、共通の話題を持った人が近くにいるかどうかサーチできるアプリ。

2位
ウクライナ:Team nlife
同じ作業を行なう人同士でタスク管理を行ない、ゲーム感覚で達成度が競い合えるシステム。

3位
中国:Team LetssGo
カメラで認識した手の動きで、ファイルの管理が行なえるシステム。

最後に発表されたのが、メインコンペティションとなる、ゲーム、ワールドシチズンシップ、イノベーションの3部門。日本チームのProject Nは、イノベーション部門に参加していましたが、残念ながら入賞とはなりませんでした。受賞したチームは下記のとおりで、受賞したチームにはそれぞれ賞金が1位には5万ドル、2位には1万ドル、3位には5000ドルが贈られました。

●ゲーム部門
1位
オーストリア:Team Zeppelin Studio
マイクロソフトが提唱するウェブサイト構築用ソリューション『WISP』を使った、パズルアクションゲーム。

2位
インドネシア:Team Solite Studio
ハムスターのキャラクターを主人公にしたパズルゲーム。

3位
フランス:Team Banzai Lightning
タッチ操作でキャラクターを誘導してゴールを目指す2Dゲーム。

●ワールドシチズンシップ部門

1位
ポルトガル:Team For a Better World
モバイルでも使用できる、血液型を5分で判定可能なシステム。

2位
台湾:Team Omni-Hearing Solution
聴覚障がい者向けにWindows Phoneを使った補聴器システム。

3位
オーストラリア:Team Confufish Royale
スーパーマーケットなどで発生する余剰食品を効率良く寄付するためのシステム。

●イノベーション部門

1位
イギリス:Team Colinked
音楽データをほかのBluetooth通信などを使って、ほかのデバイスと遅延なく共有したり、キャッチボールのように受け渡せるアプリ。

2位
スロベニア:Team DORA
Kinectやタブレットを使って。手術中に患者のデータをチェックするなど、外科医療を簡易化するシステム。

3位
タイ:Team MYRA
3D映像などを使い、MRIやCTスキャンの画像を患者にもわかりやすく���せることができるシステム。

受賞者の発表ののち、最後に次回のImagineCup開催についてのアナウンスがビデオにて行なわれました。2014年のImagineCupはマイクロソフトの本拠地シアトルにて行なわれます。

ビデオにはマイクロソフトのCEO、Steven Ballmer氏が登場。開催地について「ホーム!」と力強くアナウンス。

 


入賞は果たせませでしたが、日本チームの2人は「結果は残念でしたが、すべてを出し尽くしたので悔いはないです」と語っていました。

日本チームは2年連続の入賞とはなりませんでしたが、来年もImagineCupが開催されることが決定し、来年へのチャレンジはスタートしています。今後のImagineCupとまだ見ぬ日本チームの挑戦に期待しましょう!

 

■Imagine Cup 2013 世界大会レポート

ImagineCup 2013 世界大会 レポート #1 初日

ImagineCup 2013 世界大会 レポート #2 プレゼン審査

ImagineCup 2013 世界大会 レポート #3 他国チーム

ImagineCup 2013 世界大会 レポート #4 表彰式

ImagineCup 2013 世界大会 レポート #5 その他

 

■関連サイト
Imagine Cup
Imagin Cup 2013日本応援サイト
Imagine Cup JapanFacebookページ(日本語)