皆様、こんにちは!

MSC2011のセッションフォローアップ、これから、数回に分けて、行っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。なお、Android部分は、@satonaoki が執筆してくれるはずですので、そちらも併せてご覧ください。

S/N Ratio (Naoki Sato's Blog) -http://satonaoki.wordpress.com/

今回は、セッション冒頭でご紹介した、Kabu.com様およびSDNA様の事例のご紹介です。スマートフォン+クラウドのソリューションが何故良いのか?というお話に絡む部分です。

丸山不二夫先生もいつも指摘されているとおり、世界の人口のまだ相当数の人々は、インターネット環境がありません。その人口は約40億ともいわれています。

しかし彼らがインターネットに接続される最初のタッチポイントは、間違いなくスマートフォンであろうというのは私も同感です。契約すればそのあとすぐに使えるスマートフォンと、そのトラフィックの増加をスケーラブルにセキュアにシュアに支えるインフラとしてのクラウドの組み合わせは、今後のアプリケーション市場としてメインストリームということは間違いないと思います。

今回のWindows Azure Toolkit for Devicesは、まさにそのような流れの中で、皆様に各種スマートフォンと、PaaSとしてのWindows Azure Platformの組み合わせを、ぜひともご活用いただきたいという趣旨で、登場してきたものです。

その意味で、このような Toolkit の登場以前から、独自にソリューションを開発して戴き、各種デバイスとWindows Azure Platformの組み合わせによる付加価値を体感できる事例があります。

その一つが、Kabu.com様のWindows Phone + Windows Azure による次世代株価情報ソリューションです(コードネームは存じていますがまだ正式名は存じ上げません)。12月にリリース予定のこのソリューション、Windows Phone のMetro UI の特徴を活かしつつ、Windows Azureのサービス、ストレージ、AppFabric の諸機能を駆使した全く新しい株価情報サービスです。リリースが楽しみですね。こちらのVision Keynote(初日)の中で、デモされましたが、私もセッション冒頭でご紹介しています。まだプロトタイプですが、大変素晴らしい出来ですので、ぜひご覧ください。

※本セッションD3-303のセッションストリーミングの中でも、私がデモをしています。特にトランプチャートの動きや、お知らせ(Push Notification Servicesによる)のあたりのUIは、Windows Phoneならではといえるでしょう。またMVVMも随所に使われています。

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もう一つご紹介したのは、Sony Digital Network Applications様による、iPhone / Android と Windows Azure を連携させたフォト共有サービス Photo Movie Creator です。
http://www.sonydna.com/products/photomoviecreator/

こちらもぜひご利用ください。下記の写真のように、イタリアのジェノバへの旅行写真の画像の保存先のURLが...cloudapp.net であり、Blob に画像が保存されていることがわかります。

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これらの事例はいずれも素晴らしいものです。ぜひご利用ください。

ただ、このようにご自身でインターフェースを開発したり、フレームワークを作らなくても、もっと手軽にもっと迅速にスマートフォンとクラウドを繋げたソリューション開発が開始できるようにしよう、という趣旨で開発されたのが、Windows Azure Toolkit for Devices なのです。

以上です。次のPart 2からは、いよいよToolkitの解説に入っていきます。

鈴木 章太郎