皆さん、こんにちは。
Visual Studio 2005 extensions for Windows SharePoint Services 3.0開発チームです。

前回は、VSeWSSを使用するための環境構築を行いました。
今回からは、VSeWSSを使ったSharePoint開発について紹介していきます。今回作るのはおきまりの「Hello World」Web パーツです。これはとても簡単なもので、Web パーツ上に"Hello World!!"と表示させるだけのものです。
では、早速作ってみましょう。

1. プロジェクト作成
Visual Studioを起動し、プロジェクトの新規作成からWeb Partプロジェクトを作成します。
Web Partプロジェクトは、プロジェクトの種類から、Visual C#、SharePointと選んでいくと表示されます。今回は「Hello World」という名前でWeb Partプロジェクトを作成します。

プロジェクトを作成すると、SharePointのWeb パーツ開発に必要なファイルが読み込まれます。必要なファイルはすべてVSeWSSが用意してくれるので、とても簡単に開発作業を始めることができます。

2. 描画コード実装
Web パーツ上に描画される内容を変更するには、WebPart クラスのRenderメソッドの実装を変更します。Solution ExplorerからWebPart1.csファイルを開き、Hello_WorldクラスのRenderメソッドを以下のように変更します。

writer.Write("Hello World!!");

3. 動作確認
続いて、ステップ2で実装したコードを実行してみます。
ここではデバッグ実行を行いますが、必要な手順はF5キーを押すだけです。デバッグ実行を開始するとVSeWSSは、ソースファイルをビルドし、SharePointサーバにWeb パーツを登録します。しばらくすると、Internet Explorerが起動しますので、Web パーツギャラリーに移動して実装したWeb パーツの動作を確認します。

このように、Web パーツギャラリーのプレビューページで実装したWeb パーツが動作している様子を確認することができます。

以上で「Hello World」Web パーツの実装は完了です。
いかがですか?
VSeWSSを使うことでとても簡単に開発作業を進めることができたのではないでしょうか。
VSeWSSは、開発に必要なファイルを用意してくれたり、動作確認に必要なSharePointサーバへのWeb パーツの登録作業を自動的に行ってくれたりします。とても便利な機能です。

次回は、Web パーツを作る際に利用できる便利な機能について紹介する予定です。

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