皆さん、こんにちは。Visual Studio extensions for Windows SharePoint Services 開発チームです。
先日のセミナーには、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。会場でいただきました質問についてこちらで回答いたします。今回は、開発環境に関連した質問に関しての回答をまとめておきます。
1) クライアントOSでVSeWSSを使って開発することは可能なのか?VSeWSSをクライアントOS (Windows XPやWindows Vista)でご利用いただくことはできません。VSeWSSはWSPのパッケージングや、配置を行う際にSharePointのオブジェクト モデルを利用します。そのため、SharePointがインストールできない環境ではVSeWSSをご利用いただくことはできません。
2) ソースコードの共有を(VSeWSSがインストールされている)サーバと(VSeWSSがインストールできない)クライアントで実現する方法はあるのか?クライアントではVSeWSS形式のプロジェクトを開くことはできませんが、プロジェクトの構成を工夫することである程度は実現できます。一例としては、クライアントでは、ビジネスロジックや、各種のUIコントロールなどを実装します。サーバでは、ソリューションの構成編集やVSeWSSでしか実現できない機能の実装を行い、クライアントで実装された機能を統合します。
3) VSeWSSを使って64ビット環境で開発することは可能なのか?VSeWSSを64ビット環境でご利用いただくことはできません。開発対象となる環境が64ビットの場合でも、32ビット環境で開発作業を行います。SharePointの各種定義および、マネージド アセンブリはプラットフォームに依存しないので、32ビット環境で開発したソリューションをそのまま64ビット環境に展開することが可能です。ビルドの際には、対照となるプラットフォームを「Any CPU」に設定します。展開の際にはVSeWSSが出力するセットアップ スクリプト (setup.bat)を使うことで、すばやく安全に開発したソリューションを別の環境へ展開できます。
4) VSeWSSで実装したソリューションを配布する際に、Visual Studioを(お客様が)運用しているサーバにインストールしなければならないのか?Visual Studioおよび、VSeWSSが無い状態でも開発したソリューションを、運用環境へ簡単にインストールすることができます。VSeWSSはビルドの際に、ソリューション パッケージ (*.wsp)とセットアップ スクリプト (setup.bat)を生成します。この二つのファイルを運用環境へコピーしsetup.batを実行することで開発環境で開発したソリューションを運用環境へすばやく安全に展開することができます。
特に開発環境とは異なる環境への展開に関しては、Tech Edのセッション ウェブキャストをご覧いただくとより詳細に内容をご理解いただけると思います。
参考資料の紹介MSDN オフラインセミナー フォローアップ サイトではこれまでのセミナーの資料を手に入れることができます。また、Tech Ed 2007 Webcastsでは、去年のTech Edのセッションをウェブキャストでご覧いただくことができます。
MSDN オフラインセミナー フォローアップ サイトhttps://www.microsoft.com/japan/powerpro/followup/offline/default.mspx# 今回の資料はまだご覧いただけませんが、前回の資料をご覧いただくことができます。
Tech Ed 2007 Webcastshttp://www.microsoft.com/japan/technet/community/events/webcasts/te07/default.mspx
Visual Studio 2005 extensions for Windows SharePoint Services 3.0 - 3 分でできる SharePoint 開発http://www.microsoft.com/japan/technet/community/events/webcasts/te07/T4-403.asx
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。