マイクロソフトの田中達彦です。
本連載では、良いWindowsストア アプリを作るために、知っておくべきポイントを紹介します。


[Windows 8が対応する画面の最小解像度と推奨解像度]
Windows 8が動作する画面の最小解像度は、1024×768です。
推奨解像度は1366×768以上です。

推奨解像度の横幅が1366ピクセル以上という理由は、Windows 8の特長の1つでもあるスナップの対応です。
横幅が1366未満の場合は、スナップ画面を表示できません。
アプリをスナップしたときの横幅は、320ピクセルに固定されています。
横幅が1366の場合にスナップすると、スナップしたアプリの横幅は320ピクセルで、スナップとそれ以外のアプリ(フィルと呼びます)の境界線が22ピクセルですので、フィルの部分のアプリの横幅は1024ピクセルになります。


[ランドスケープとポートレイト]
画面の向きも、ランドスケープと呼ばれる横長の画面と、ポートレイトと呼ばれる縦長の画面をサポートしています。
画面の向きはタブレット型のPCでは自動的に変更するものもありますが、コントロールパネルで変更することもできます。




[様々な画面サイズへの対応]
Windowsストア アプリを作るときには、特定の画面サイズに対応させるのではなく、様々な画面サイズに対応するように作らなければなりません。
このことをスケーリングと呼びます。

様々な画面サイズに対応する方法は、大きく2つあります。
1つは、画面サイズに対応して全体を拡大/縮小させる方法です。
もう1つは、画面サイズに応じて表示するものの数を変える方法です。

例えばぐるなびのアプリの場合は、画面サイズに応じて縦方向に表示するものの数が、2つ、3つ、4つと変わっています。

1366x768の画面


1920x1080の画面


2560x1440の画面



[テストの方法]
異なる画面サイズにアプリを対応させるとき、シミュレーターを使うことでいろいろな解像度のテストを行えます。

シミュレーターの右側にモニターのアイコンがあります。
このアイコンをクリックすると、以下のようにシミュレーターの解像度を変えることができます。



モニターのアイコンの上にある回転矢印アイコンをクリックすると、画面の向きを変えることができます。
シミュレーター上でスナップのテストをするときは、[Windows]キーを押しながら[.]キーを押すショートカットを使うと、楽にスナップできます。

画面に合わせたスケーリングの詳細は、下記ページをご参照ください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/hh780612.aspx


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vol.10 : コントロールの大きさ


マイクロソフト
田中達彦

※ 「Metroスタイル アプリ」は、「Windowsストア アプリ」に名前が変わりました。