VB2008 にアップグレードすべきかどうかお悩みの方は、パフォーマンスの違いを検討してみてください。VB チームでは、新しいリリースごとに操作性の向上を実現するだけでなく、処理速度を速くすることで、時間の節約と生産性の向上にも役立てたいと考えています。これが私たちの目標であり、Orcas のリリースにおいても、チーム全体がこの目標の実現に専念してきました。以下の表の数字から、注目に値するいくつかの変更点についてぜひご覧ください。

[**免責事項 : ここに掲載するデータは、社内のラボで 2 つの製品を実行し、その比較結果から得られたものです。1 台の特定のコンピュータで 2 つの大規模なカスタマ ソリューションを使用した結果であり、コンピュータ システムによっては、処理速度がこれより速い場合も、遅い場合もあります。また、ソリューションによって、各操作に必要な作業も異なります。そのため、実際のパフォーマンスがこれより良い場合も悪い場合もあります。このデータで重要なのは、同じハードウェア上でもバージョンによってパフォーマンスが異なる点です。新しいバージョンでパフォーマンスがどのように向上したかをお伝えするためにこのデータをお見せするもので、この数値を業界標準として使用する意図はまったくありません

次の表に示すのは、私が使用したソリューションとコンピュータでのパフォーマンスに関するデータです。1 つのソリューションには 29 のプロジェクトと 2,772 のファイルが含まれ、すべてのメソッドと型に xml コメントが付けられています。使用したもう 1 つのソリューションには、783 のファイルが含まれています。コンピュータの仕様は、Dual Core Pentium-D (3.0 GHz)、1 GB の RAM、10K の RPM HD です。また、オペレーティング システムは XP です。これは、私たちがパフォーマンスの内部テストで使用した、多数のコンピュータ仕様の 1 つです。]

シナリオ

VB2005 での時間 (ms)

VB2008 での時間 (ms)

VB2008 VB2005 より x 倍高速 (2005 での時間/2008 での時間)

VB2008 VB2005 x% 程度の時間がかかる (100% * 2008 での時間/2005 での時間)

大規模プロジェクトのビルド (バックグラウンド コンパイルを使用)

222206.25

1352.88

164.25

0.61%

大規模な複数プロジェクト ソリューションのビルド (明示的なビルド操作)

1618604.75

57542.75

28.13

3.56%

大規模な複数プロジェクト ソリューションのビルド (バックグラウンド コンパイルを使用)

222925.50

19861.88

11.22

8.91%

クラスにメンバを追加した後の応答性

327.00

36.50

8.96

11.16%

プロジェクトを開いた後の応答性

255551.25

38769.38

6.59

15.17%

型の一覧を表示するために Intellisense を起動 (初回)

1192.50

530.5

2.25

44.49%

ソリューションで XML コメントでエディット コンティニュを実行 (初回)

441.25

210.5

2.10

47.71%

メソッド ステートメントを変更した後の応答性

390.25

236.38

1.65

60.57%

デバッガでの 10 ステップ (2 回目以降)

1850.75

1167.13

1.59

63.06%

型の一覧を表示するために Intellisense を起動 (2 回目以降)

79.25

51.5

1.54

64.98%

ソリューションが既にビルドされているときに F5 (2 回目以降)

385.20

278.7

1.38

72.35%

エラー後、エラー一覧への項目の追加

531.25

394.5

1.35

74.26%

デバッガでの 10 ステップ (初回)

1336.50

1150

1.16

86.05%

開いているソリューションでのバックグラウンド コンパイル中の応答性

4803.00

4284.75

1.12

89.21%

大規模なソリューションの読み込み (2 回目以降)

13667.5

12407.25

1.10

90.78%

大規模なソリューションの読み込み (初回)
(注 : これは XP で強化された機能です。Vista では、ソリューションの読み込みが XP の約 2 倍強化されています。)

19946.25

18222

1.09

91.36%

** すべての時間データは、カスタマ ソリューションの操作を実行して得られたものです。ご自分のソリューションでの最適をお望みの場合は、どうぞ私たちにお送りください (vbperf@microsoft.com)。私たちはいつでも、テストに使用できるカスタマ プロジェクトを入手したいと思っています。

皆さんが VB で経験しているパフォーマンス上の問題について、ここで取り上げた以外のシナリオがありましたら、その再現手順をぜひお寄せください (vbperf@microsoft.com)

VB2008 のパフォーマンスについて、これ以外にも役に立つ情報があります。ぜひご参照ください。

VB チーム

投稿 : 2008 年 1 月 4 日 8:08 AM 

分類 : Lisa FeigenbaumパフォーマンスVB2008Sarika CallaCameron McColl

The Visual Basic Team - http://blogs.msdn.com/vbteam/archive/2008/01/04/vb2008-outperforms-vb2005-lisa-feigenbaum.aspx (英語) より