先週、ポルトガルのリスボンイギリスのバーミンガムでの Visual Studio 2008 の発表イベントで講演する機会がありました。どちらも熱狂的な雰囲気に包まれていたのは、今回の Visual Studio のリリースのためだったことは疑いようもありません。
TechDays (ポルトガル)

TechDays は北米の TechEd (英語) と同様のイベントです。IT プロと開発者向けのこの 4 日間の集いには、エキサイティングなセッション、催し、ハンズオンラボが満載で、エキスパート別のブースもあります。到着したのはカンファレンス最終日で、結局直らなかった時差ぼけのまま、午前 3 時の感覚で自分のセッションを迎えました (数日前シアトルに戻って現地時間に戻ったばかりだったのです)

小ぶりな部屋に満席の中、Visual Basic の過去、現在、未来についてのプレゼンテーションを行いました。ほとんどのセッションはポルトガル語だったようです、私は英語でお話ししました。おわかりになっていただけたでしょうか。おわかりにならなくてもご心配なく。スライドとデモを投稿してありますので。

デモでは、エキスパート向けに Visual Basic 2008 を駆け足で紹介するツアーから始め、格段に改良された Intellisense エクスペリエンス、パフォーマンスの向上、統合言語クエリ、XML データ型もお見せしました。それだけでなく、使えば 2008 がもっとよくなるアドインと秘策を、新たにリリースされた DataRepeater コントロールを手始めにご紹介しました。このコントロールが、LINQ にどれほどぴったりかは、次のコードを書けば一発でおわかりいただけるでしょう。

        Dim db = New NorthwindDataContext(My.Settings.NORTHWNDConnectionString)

  

        Dim empsByCountry = From emp In db.Employees _

                            Where emp.Country = "USA" _

                            Select emp

  

        Me.DataRepeater1.DataSource = empsByCountry

次に、無料の Refactor 製品が私の人生をどう快適にしたかを、1 文字も入力せずに "db" をグローバル フィールドに変える実例付きでお見せしました。

WidenScope   ( 英語)

 

また、XML to Schema ツールを使用して XML Intellisense をご紹介しました。

XMLIntellisense  

次に、過去の VB さかのぼり、Interop Forms Toolkit を使えば簡単に VB.NET VB6 アプリケーションを拡張してハイブリッド ソリューションを展開できることをお話ししました。

 

最後に、将来のことを少々取り上げ、2008 の次の Visual Basic のメジャー リリースについてと、その後のリリースの可能性についてお話ししました。これらの明らかな追加機能については PaulV がブログでほとんどカバーしていますが、まずは暗黙の行連結、単純化されたプロパティ、簡易配列宣言から始め、次に、DLR との統合を強調するデモをお見せして、双方向性の高い開発環境を構築し、遅延バインディングのパフォーマンスを向上させ、.NET プラットフォーム上で言語間の相互運用性を高めるようすをご覧いただきました。

イベントの合間

週末はすばらしい街リスボンで過ごしました。ローマ様式、中世風、バロック様式を持つヨーロッパ都市の魅力をすべて備えながら、古いものと新しいものが組み合わさることで、それぞれの部分を超える新たな美しさが生み出されていると感じました。特に魅了されたのは落書きです。もう 1 つうれしかったのは、周辺の街や景色を案内してくれたポルトガルのホストたちの暖かいもてなしです。近日写真をお目にかけますね。

ヒーロー登場 (イギリス)

2000 人以上の参加者で満席の 1 イベントでした。Visual Basic 2008 固有の言語機能について、満場となった 800 人収容の会場でプレゼンテーションを行いました。コースの主催者である Daniel Moth のリクエストに応じて、全言語機能の独自機能を LINQ API の製作方法とからめて紹介しました。初めにマルチ ターゲット機能を説明し、.NET 2.0 フレームワークのための LINQ API 2008 の機能を使用して開発できることを示しました。つまり、展開するのがソースでなくバイナリであれば、LINQ API .NET 2.0 を対象として作成できるということで、.NET 2.0 のみがインストールされたコンピュータに展開できるのです。言語機能をこの方法でプレゼンテーションする動機は、これらの機能が単独でどのように使用されるかを具体的に示すことです。

そこで、まずはマルチターゲット機能から始め、ローカル型推論オブジェクト初期化子匿名型拡張メソッドラムダ式クエリ式Null 許容型XML データ型厳密でないデリゲート部分メソッドを説明しました。踏み込んだディスカッションの中で、型の明示匿名型の命名幅が広がったスコープ、および単純化されたプロパティなどの Refactor! の機能もいくつか取り上げました。私のセッション後、Mike Taulty LINQ の概要に関する優れたプレゼンテーションがありました。

その日遅く、VB6 アプリケーションの相互運用性と移行のヒントに関する聴衆参加型のセッションがありました。そこで、Interop Forms Toolkit のデモを再び行いました。VB6 IDE サポート ポリシー (英語) に関して話し合い、そこで、.NET を採用し VB6 ベースのアプリケーションを拡張することに関心を持つユーザー向けのリソースが VBRun (英語) サイトに多数あることを紹介しました。特記すべきことは、Reg-Free COM (レジストリ不要 COM) (英語) を含むハイブリッド COM/.NET アプリケーションのための開発オプション (英語) についてディスカッションしたことです。Reg-Free COM は最高なのに、オプラ ウィンフリーが年間プレゼントの目玉に採用しなかったのが不思議でなりません。

このときの PPT とデモは、次の場所からダウンロードできます。

https://code.msdn.microsoft.com/Release/ProjectReleases.aspx?ProjectName=LaunchVB&ReleaseId=713 (英語)

次週 : VSLive San Francisco

来週は VSLive San Francisco で講演します。ぜひおいでください。

VB チーム

投稿 : 2008 3 24 4:41 PM

VB ムの Web ログ - http://blogs.msdn.com/vbteam/archive/2008/03/24/recap-of-european-launch-events-for-visual-studio-2008-amanda-silver.aspx (英語) より