米国時間6月3日に、Visual Sutdioの次期メジャーバージョンに関するアナウンスがありました。マイクロソフト米国本社の開発部門のSomasegarがブログで、コードネームVisual Studio “14”のCTP (cmmunity technology preview)のリリースと共に、2015年に次期メジャーバージョンをリリース予定だと公表しました。

4月のBuild、5月のTechEd North Americaでアナウンスされた”Roslyn”やASP.NET vNextなどの最新テクノロジーも含まれています。

「Visual Sutdio “14” CTPのアナウンス」

「Visual Studio “14” CTPのダウンロード」

押さえたい注意点はこのあたりでしょうか。

  • 正式リリースは2015年を予定
  • 2014年中にさらに開発が進んだプレビュー リリースや正式名称を公開予定
  • Go-liveライセンスではありませんので、運用環境で利用しないでください
  • 利用者の皆さんからフィードバックをいただくためのリリースです、ConnectやVS本体のフィードバックメニューからご意見をお寄せください

フィードバックは、日本語でお送りいただけます。マイクロソフト製品へのフィードバックサイトのConnectにはVisual Studioの日本語のページがありますので、そこからお送りいただくか、VS本体にある「ヘルプ > フィードバック」メニューのスマイルマークからフィードバックをお送りください。

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運用環境で利用できないだけでなく、VSの既存バージョンがある環境にはインストールできないように明示的にしているようですので、完全にテスト環境の利用を強くお勧めします。また、Microsoft Azureには、VS ”14” CTPの環境がギャラリーにありますので是非ご利用ください。

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詳しくは、下記のSomasegarのブログの内容の翻訳を、ご覧ください。

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本日、コードネームVisual Studio “14”と呼んでいる次期バージョンVisual Studioの最初のコミュニティ テクノロジー プレビュー (CTP)を公開しました。このリリースバージョンは Visual Studioの利用者の方達(コミュニティー)からの、主にフィードバックとテストのためです。Visual Studio “14”は、おそらく2015年のいずれかのタイミングで提供できる予定にしており、より完成に近いプレビュー リリースや最終的な名称は今年中を予定しています。今回はとても早い段階のバージョンのリリースですので、既存バージョンのVisual Studioがインストールされていないテスト環境にインストールをしてください。

今回の最初のVisual Studio “14” CTPについて、新機能と既知の問題(英語)をお読みいただき、ダウンロードしてご利用ください。

この3か月間、.NETコンパイラのプラットフォーム”Roslyn”や、ASP.NET vNext、Apache Cordovaツールなど、Visual Studio “14”の重要なパーツとなる多くのわくわくするようなテクノロジーの発表を行ってきました。Visual Studio “14” CTP 1ではこれらのツールのいくつかのほかにも、新しいC++11標準の一部などのVisual Studio “14”の強化が含まれています。

.NETコンパイラ プラットフォーム(“Roslyn”)におけるC#とVB

Visual Studio “14”では、C#とVBのコンパイラとIDEのサポートは.NETコンパイラ プラットフォームの”Roslyn”上で構築されています。このサービス形式のオープンソースのコンパイラは、Visual Studio “14”でコーディングをする開発者の裏側で、日々使用するビルドやIntelliSenseを使ったり、リファクタリング、CodeLens、デバッグのほか多くの機能にパワーを発揮しています。ほとんどの場面で使い方は変わりませんが、この新しいコンパイラ プラットフォームによって開発のあらゆる部分で小さいながらも多くの性能を向上させています。

Visual Studio “14”プレビューではC#リファクタリングのサポートが完全に改造され、特に二つの中核となるリファクタリング機能であるInline Temporary Viable(インラインで一時的数値変数)とIntroduce Explaining Variable(説明変数の導入)などがサポートされます。さらに、Visual Basicのリファクタリングのサポートが初めて追加されました。

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Visual Studio “14”では、NuGetにより使用できるAPIの分析、コードの自動修正機能(走り書きのようにタイプしたものを自動修正)など、.NETコンパイラ プラットフォームだからこそ使用できる機能がサポートされます。

C#やVBの新しい利用方法についてさらに詳しくは、C#のブログ(英語)Visual Basicのブログ(英語)をご覧ください。

ASP.NET vNext

ASP.NET vNextとサーバー上での.NETの将来の計画について、数週間前にアナウンスをしました。ASP.NET vNextはクラウドとサーバー両方のために設計され、フレームワークやWebスタックはモジュールに分離され高度な設定が可能なため、Side-by-Sideインストールが可能なオプションや開発者の作業効率を大幅に向上することができます。

Visual Studio “14” CTPではASP.NET vNextがVisual Studioでどのようになるのかを垣間見ることができます。ASP.NET 4.5 Web アプリケーション テンプレートと新しいテンプレートが対象に含まれています。

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Visual Studio “14”と一緒に提供される次のバージョンの.NETでは、ASP.NET vNextが含まれ、.NET Native for Windowストア アプリや次世代JIT、Roslynコンパイラなどの、ここ数か月でプレビュー公開されている多くの新しい.NETの新しい機能が提供されます。

Visual Studio “14”のASP.NET vNextについて詳しくは、.NET Web開発とツールのブログ(英語)をご覧ください。

C++ 11/14

Visual C++コンパイラのISO標準への適合を推し進めています。Visual Studio “14” CTPでは、ユーザー定義のliteralやnoexcept、alignof、alignas、コンストラクターのC++11からの継承、一般化ラムダのキャプチャ(generalized lambda capture)、戻り値型の自動推論(auto function return type deduction)などの多くのC++の機能がサポートされます。

これは、昨年打ち出したC++11とC++14標準の準拠に関するロードマップを継続するものです。下記の図は現在の状況と、今後公開されるVisual Studio “14” CTPの現在進行中の機能を示しています。

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Visual Studio “14” CTPにはこれら以外にも、デバッグやライブラリ、IDEの作業効率などの新しい機能が含まれています。

Visual Studio “14” CTPにおけるC++の改良についてさらに詳しくは、C++ブログ(英語)をご覧ください。

最後に

今回のVisual Studio “14”の早期プレビューを、次期バージョンVisual Studioや.NETに対するフィードバックの機会としてご活用ください。開発者の皆様にはCTPをお試しいただき、マイクロソフトの製品に対するフィードバックサイトであるConnect (Connect VS日本語)か、もしくはVisual Studio本体スマイルマークのフィードバックメニューから、是非ご意見をお送りください。

ナマステ!

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(杉本)