Windows 7 もうひとつのインストール方法
Windows 7 のインストールでどうやらファイルの展開中にフリーズしてしまうケースがあるようです。 こういった場合は HDD の不良か、DVD の不良かと考えるのですが、手動でファイルの展開をしてしまえばもっとはっきりするのではないかと考えました。 そうです、ImageX の Apply オプションを使って直接ハードディスクに展開してしまおうと言うわけです。 通常のセットアッププロセスを飛ばして Apply するので、アップグレード版などの場合、ちゃんと既存 OS の認識をしてくれてプロダクトキーが通るかどうかは不明ですが、少なくとも install.wim が正しく展開できるかどうかは確認できるはず。
[すでに Vista がインストールされている場合を想定]
補足: Windows Pre-install environment (Win PE) に ImageX と Install.wim を入れたディスクなり、USB メモリースティックが用意できれば、Win PE で起動して、既存 OS なしで、 Install.wim を直接展開もできます(通常版ならプロダクトキーも通ります)が、Win PE を準備して、そこに Install.wim と imageX を入れて、ISO 等を作成するというのは結構な手間なので省略します^^;
[準備するもの]
Windows 自動インストールキット (WAIK) - この中に Image X がありますので、ダウンロードして Vista にインストールしておきます。
Windows 7 DVD - この中の Install.wim を展開適用します。 Vista を起動して、DVD ドライブに挿入しておきます(D ドライブと仮定します)。
空きパーティション(ディスクの縮小とかで開けられます)か、別の HDD を接続し、Windows 7 をインストールできる領域を用意します(E ドライブと仮定します)。
[手順]
1. Deployment ツールのコマンドプロンプトを管理者権限で開きます
次のようなコマンドプロンプトが開きます。
2. ImageX /info d:\sources\install.wim を実行して含まれているイメージを確認します
販売されているパッケージでは 5 つのイメージが含まれており、次のようになっています。
1 = Starter
2 = Home Basic
3 = Home Premium
4 = Professional
5 = Ultimate
購入したパッケージに含まれているプロダクト キーはそのエディション専用になりますので、購入されたパッケージと同じエディションを選択する必要があるので、番号を覚えておきます。
(ここでは Ultimate と仮定します)
3. E ドライブに対して、次のコマンドを使用してイメージを展開します。
imagex /apply d:\sources\install.wim 5 e:\
これが 100% になれば完了です。 DVD に問題があるか、HDD に問題がある場合にはここで止まるか、エラーになるはずです。
この作業が、通常セットアップの [ファイルを展開しています] に該当します。
大体 10 分ほどで展開が終わります(HDD の書き込みが遅いともう少しかかるかもしれません)。
次のように、Successfully applied image. と表示されれば完了です(この例では 5 分 41秒で終わりました)。
4. Windows 7 を起動できるようにする
このままでは、Windows 7 は起動してきませんので、ブートローダーを置き換えて、Windows 7 が起動できるようにします。
E:\Windows\System32 に移動し、bcdboot e:\Windows /s c: と入力します。
5. 再起動します
再起動後、ブートメニューから “Windows 7” を選ぶと、次のようにインストールの処理が行われます。
順を追ってスクリーンショットを入れておきたいのですが、容量の関係で表示される言葉記述しますので、参考にしてみてください。
a. サービスを開始しています

b. デバイスのインストール中(XX %) と % が増加していきます
c. システム設定の適用中
d. コンピューターを再起動した後、セットアップを続行します
再起動後がここで行われます
e. 初めてコンピューターを使用するための準備をしています
f. ここから先は一般的な新規インストール後と同じ画面です。
次のように起動すれば、インストールの完了です
以上、このように直接 HDD へイメージを展開してしまうやり方でもインストールができますので、どうしても通常の方法でうまくいかないときには試してみるとよいでしょう。