マイクロソフト テクノロジーのソースコードを公開しているしくみ
マイクロソフトは、シェアード ソース イニシアティブという施策をとおして、600以上のテクノロジーのソースコードを、シェアード ソース ライセンスのもとにリリースしています。
私がコマーシャルソフトウェアを推進していたときに、少しこのイニシアティブに携わっていましたが、日本でも利用がありました。特にWindows CEが多かったですね。
現在、シェアード ソース イニシアティブでは、以下の3種類のライセンスがあります。
- Microsoft Permissive License (Ms-PL) – Ms-PL は、最も制限性の低いマイクロソフト ソース コード ライセンスです。このライセンスでは、ソース コードを商用または非商用の目的で表示、変更、および再配布できます。Ms-PL の下で、ソース コードを変更したり、他のユーザーと共有したりできます。また、希望する場合は、変更したソース コードに対してライセンシング料を課金することもできます。このライセンスは、開発者向けツール、アプリケーション、およびコンポーネントで最も一般的に使用されています。
- Microsoft Community License (Ms-CL) – Ms-CL は、コラボレーションによる開発プロジェクトで最も使用されているライセンスです。この種類のライセンスは、通常、相互ソース コード ライセンスと言われ、Ms-CL コードを独自のコードと組み合わせる場合は、特定の要件が指定されます。Ms-CL によって、ライセンシングされたソフトウェアの商用および非商用の変更と再配布が可能になり、ファイルごとに相互条件を指定できるようになります。
- Microsoft Reference License (Ms-RL) – Ms-RL は参照のみのライセンスで、これによってライセンス所有者はマイクロソフト テクノロジの内部のしくみをより深く理解するためにソース コードを表示することができます。このライセンスでは、変更も再配布も許可されません。このライセンスは、主に開発ライブラリなどのテクノロジに使用されます。
開発者向けのシェアード ソース ライセンシング プログラムもかなりの種類があります。以下のような興味深いものもあります。
- FlexWiki シェアード ソース ライセンシング プログラム
- IronPython シェアード ソース ライセンシング プログラム
- Rotor (C#/JScript/CLI) インプリメンテーション シェアード ソース ライセンシング プログラム
すべての人に関係ないかもしれませんが、このようなことも5年以上も継続してやっていることを少しでも知っていただきたいです。