SIGGRAPH 2008 (8/14)
今日は「Beyond Programmable Shading」に終日出ていました。午前中が「Fundamental」で、午後が「In Action」と名付けられていました。GPUを並列マシンとして使って、空間分割やレイトレースやグローバルイルミネーションのような、より高度なインタラクティブ(リアルタイム)グラフィックスに活用しようという話でした。この講義録(Course Note)はhttp://s08.idav.ucdavis.edu/ にあります。

午前中は、NVIDIA、ATI、Intelのハードウェア的な話と、並列プログラミングなどの話がUC DavisのJohn Owens氏、NVIDA(CUDA)、ATI(Stream SDK)、Intel(Larrabee)、MS(DirectX 11)、Munshi氏(OpenCL)から行われました。MS以外は、既存のラスタライザベースのパイプラインを使わずに、並列マシンとして効率的にGPUを利用するためのAPIとして紹介されていました。既存のAPIとの距離は、DirectX 11(Conpute Shader)→CUDA→Stream SDK→OpenCLのような印象でした。OpenCLではメモリー共有の仕組みもその中で提供されていました。
午後は、Id SoftのJon Olick氏が現在のGPUと将来のGPUでできること、やりたいことを説明し、ハードウェア レイ キャスティングの例をデモンストレーションしました。そのあとは、NVIDIA、ATI、Intelがその使用例を紹介しました。なんでもできるようになると、プログラマはいろんなアルゴリズムを理解しなきゃいけないので、たいへんですね...(ラスタライザベースの)シェーダでもたいへんなのに...
今日のシアターにはこんな人(?)たちがいました。

[更新] 講義録のURLが間違っていたので修正しました。
マイクロソフト㈱エバンジェリスト。北海道大学理学部物理学科卒。リアルタイム3Dグラフィックスを専門とし、グラフィックスやシェーダに関する技術文章を執筆・講演。 DirectX SDK日本語ドキュメントの開発に携わるとともに、Windows Presentation Foundation プログラミング(オーム社)、Game Programming Gemsシリーズ、リアルタイム レンダリング第2版(ボーンデジタル)、Texturing & Modeling, A Procedural Approach などを翻訳・監修、XAMLプログラミング(ソフトバンク クリエイティブ)を執筆。趣味は薪割り。