Silverlight アプリケーションを FireFox 上でデバッグする
先日の MSDN オフラインの質疑応答の際に「Visual Studio 2008 でデバッグする際に、IE ではなく FireFox を使えないか」というご質問がありました。これは、FireFox が好きだから、といった個人的な好みということではなく、「実際にインターネット向けのサイトを構築するのであれば、主要なブラウザについての JavaScript の癖をあらかじめ把握して対応しておかなければならない」という現実的な問題があるとのことでした。
実は、Silverlight 2 のマネージコードであれば、Visual Studio 2008 で [ファイル]-[ブラウザの選択] で既定のブラウザを FireFox に設定しておけば、FireFox でもデバッグできます。この場合、アプリケーションを実行すると自動的に FireFox が呼び出されて、マネージコード中に設定したブレークポイントで停止したり、トレースできるのです。しかし、ご質問は JavaScript のデバッグですから、これでは対応できません。実際、これは Silverlight がどうこうという問題でもないのですが(Visual Studio 2008 の JavaScript デバッグ機能にかかわることなので)、残念ながら Visual Studio 2008 と FireFox ではデバッグ機能の統合は行われておらず、FireFox でアプリケーションを実行させる場合には、開発環境の JavaScript デバッグ機能は使えません。
しかし、少し調べてみたところ、「AJAX アプリケーションのデバッグとトレースの概要」の末尾に書かれている FireFox 用のデバッグツールが使えるようです。実際に、最初の Firebug というツールをインストールしてみましたが、Silverlight 1.0 アプリケーションの JavaScript プログラムにブレークポイントを設定したり、トレース実行することができました(試したのは FireFox 2.0 です^_^;)。FireFox でのデバッグにお困りの方は、お試しになってはいかがでしょうか。