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XNA Game Studio 2.0 に関するお知らせ

 

このブログで初めて XNA Game Studio Express のリリースを発表してから1年が経ちました。先日開催された Gamefest 2007 にて次期バージョンである XNA Game Studio 2.0 のリリースを発表させていただきました。それでは早速 XNA Game Studio 2.0 に含まれる新しい機能をいくつか紹介させていただきます。

XNA Game Studio 2.0 の新機能は?

l XNA Game Studio 2.0 は Visual Studio 2005 の全てのバージョンに対応。Standard と Professional、さらにその他のバージョンも含まれます。ただし対応する言語は C# のみとなります。

l 新しく改良されたインターフェイスにより複数の Xbox 360 コンソールがより管理しやすくなります。

l より簡単に、首尾一貫したコンテンツの管理と制作が可能。

l コンテンツのインポートと処理を行いやすくするために専用のプロジェクト テンプレートを用意。

l コンテント プロセッサーのパラメーターをセットする新しい機能により、コンテンツの処理方法の幅が広がります。

XNA Framework で新しくできることは?

l 新しいネットワーク API を利用し、Xbox Live での多人数参加型ゲームが制作可能になります。

l XACT エディターがアップデートされ、より効率的にオーディオコンテンツを制作可能になります。

l XNA Framework ゲームをウィンドウズフォーム内でより簡単にホストできるようになります。

l 新しく追加された仮想グラフィック デバイスを活用することにより、デバイスをリセット、クリエイトするために特別なコードを書く必要がなくなります。

l レンダー ターゲットの実装が改良され、より柔軟になります。Xbox 360 と Windows はMultiple Render Target (MRT) もサポートします。

l GameComponent の改良により、コンポーネントの構成要素を簡単にネストできるようになります。

l その他に多くの改良点が追加されます。

今回のバージョンはユーザーの方たちのフィードバックを元に多くの改良点が追加されています。ここに書かれている XNA Game Studio 2.0 における改良点はほんの一部に過ぎません。2007年末の XNA Game Studio のリリースが近付けば、さらに詳細を発表する予定ですのでご期待ください。