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XNA Game Studio 3.0 Beta版本日配信開始

本日 XNA Game Studio 3.0ベータ版の配信が開始されました。ダウンロードはこちらから。ベータ版ではありますが、XNA Game Studio 3.0 の最終版と同じ機能を試すことができます。ここではベータ版に追加されている主な機能について紹介します。

Zune

l 本日配信開始された最新ファームウェア (3.0) との互換性。Zune デバイスを 3.0 ファームウェアにアップデートすると XNA Game Studio 3.0 CTP で Zune に向けたゲーム開発はできないのでご注意ください。

l ゲームを Zune へ展開する際の安定性が向上。

l Windows Vista 64 ビット版での Zune へのゲーム転送をサポート。

l Zune ゲーム用に Remote Performance Monitor を使用することができます。

Xbox 360

l Xbox 360 プロジェクト テンプレートの追加。ただし、ベータ版ではXbox 360 実機へのゲームの展開はできません。GS 2.0 のプロジェクトをGS 3.0用に変換したり、変換後のプロジェクトがビルドできるか確認するための機能だとご理解ください。

l Xbox 360 ビッグ ボタン パッドに対応。日本でのビッグ ボタン パッドの発売は未定です。

Framework と Visual Studio の機能

l Windows PC もしくは Xbox 360 上に保存しているメディアを列挙して再生。

l Windows PC と Xbox 360上で単純なサウンドエフェクトをサポート。

l リッチ プレゼンス (あなたのゲームで行われていることを友人に知らせる機能) をサポート。

l 招待 (マルチプレイヤー ゲームに友人を招待する機能) と進行中のセッションへの参加(あなたが違うゲームをプレイしている最中でも、友人がプレイを開始しているセッションに途中参加できる機能) をサポート。

l コンテンツ圧縮機能により圧縮率が向上。

l ClickOnce の配置により、あなたが制作した XNA Framework ゲームをWindows 上でより単純にインストール。

l Project Upgrade Wizard を使用して XNA Game Studio 2.0 で作成されたプロジェクトを XNA Game Studio 3.0 用へアップグレードできます。

l XNA Game Studio Device Center を通して Zune で起動しているゲームのスクリーンショットを撮ることができます。

l Linq をはじめとする最新の C# に含まれる言語機能をサポート。

l 複数のコンテンツ プロジェクトを作成でき、異なるプラットフォームのプロジェクト同士を効率よく同期できます。

l FBX インポーターが改良されました。複数のテクスチャーを持つマテリアルを読み込み、カスタムシェーダー マテリアルを Max や Maya から直接エクスポートできます。

このベータ版は最終版と比較しても機能面ではほぼ同じです。何か問題 (クラッシュやハング アップ) など起きた場合は Microsoft Connect もしくは Microsoft Japan XNA Team 宛てにフィードバックをください。Microsoft Connect の使い方はこちらの投稿を参照してください。メールで不具合を報告する場合は件名を「XNA Game Studio 3.0 ベータ版 フィードバック」として、発生した問題、PCの環境 (OS、CPU、メモリー、グラフィックカードなど)、そのバグや現象が起きるまでの手順をできるだけ詳細に記述してください。

また、XNA Game Studio に関する新機能の要望に関しても随時受け付けておりますので、要望に関しましても Microsoft Connect もしくは Microsoft Japan XNA Team 宛てにフィードバックをお送りください。