こんにちは、GroupBoard 開発チームです。
前回の投稿からほぼ一年が経過してしまいました。こちらの Blog を見ていただいておりました皆様には大変申し訳ありませんでした。
今後も不定期の投稿となりますが改めて本 Blog を再開したいと考えております。 よろしくお願いします。
また、今後は弊社 US プロダクトチームに投稿されている記事などの翻訳もオリジナル記事の投稿とともにご紹介していこうと考えております。
さて、今回の投稿は過日、弊社より正式版をリリースいたしました SQL Server 2008 対応についての US SharePoint チームの Blog 記事の翻訳になります。 オリジナルの記事はMicrosoft SharePoint Team Blog になります。 本訳文中のリンク記事は英語になりますが、SQL Server 2008 の機能などにつきましては日本の SQL Server 2008 サイト の情報もご参照ください。
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SharePoint 製品とテクノロジの SQL Server 2008 対応
先日 SQL Server の最新版である SQL Server 2008 が正式リリースされました。これにともない Office SharePoint Server 2007 SP1 および Windows SharePoint Services 3.0 SP1 でも SQL Server 2008 に対応することをお知らせいたします。 いくつかの SharePoint のドキュメントでは SQL Server 2008 のサポートについての記述をアップデートしました - 以下のドキュメントをご参照ください。
また、今後数週間のうちに SharePoint 製品とテクノロジの SQL Server 2008 との利用によるメリットについてのドキュメントを TechNet に公開する予定です。 以下に SharePoint システムで SQL Server 2008 を使用した場合のメリットを幾つか述べます:
1. 管理性の向上
管理と統制は SQL Server のデータベース エンジンと同様に SharePoint においても重要なポイントです。 管理者はSQL Server 2008 で提供されるポリシーベースのバックアップ管理などの新しい管理機能の恩恵を受けることができます。 詳細についてはhttp://technet.microsoft.com/en-us/library/cc645579(SQL.100).aspx を参照してください。
2. 高可用性
SQL Server 2008 のデータ ミラーリングの拡張など可用性が向上しています。 詳細についてはhttp://technet.microsoft.com/en-us/library/cc645581(SQL.100).aspx を参照してください。
3. データ セキュリティの拡張
SQL Server 2008 データベース エンジンではセキュリティの向上のため新しい暗号化機能が実装されています。SharePoint 管理者は SharePoint 側で何ら変更を行うことなくSQL Server の transparent data encryption (TDE) 機能を有効にするだけでこの新しい暗号化機能の恩恵を受けられます。 詳細についてはhttp://technet.microsoft.com/en-us/library/cc645578(SQL.100).aspx を参照してください。
最後に重要なことですが、SharePoint Server 2007 および Windows SharePoint Services 3.0 に Service Pack 1 を忘れずに適用してください。 SP1 は Windows Server 2008 へインストールには SP1 は必須です。
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Windows Server 2008、Hyper-V 正式版、SQL Server 2008 など新たなバージョンのサーバー環境がリリースされています。 これらの製品には SharePoint の管理、運用の向上につながる新機能が含まれております。新たなシステム構築やアップグレードなどでぜひご検討、ご活用ください。 よろしくお願いします。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
10月のWindows Update (Microsft Update)には WSS v3.0のセキュリティ更新プログラム(KB934525) が含まれており、この影響で GroupBoard Workspace 2007をインストールしたサーバーで問題が起こる可能性があります。
具体的には、WSSのセキュリティ更新プログラムが自動更新機能により自動で適用された場合、SharePointサイトを開いても「ページが見つかりません」といったエラーが表示されます。
問題の起こる構成は、以下の通りです。
- Windows SharePoint Services 3.0を基本インストールオプションでインストール
(外部SQLではなく、内蔵データベースを使用)
- Windows Update / Microsoft Updateで公開されるセキュリティ更新プログラムを自動的にダウンロードし、自動的にインストールするオプションを選択している
- GroupBoard Workspace 2007がインストールされている
また、上記構成以外においても、今回公開されたWSS のセキュリティ更新プログラム(KB934525)を手動でインストールし、その後 [SharePoint 製品とテクノロジ構成ウィザード]を実行した場合にも、同じ問題が生じます。
この件に関しまして、先日下記KBを公開させていただきました。
Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack または更新プログラムを適用後、GroupBoard Workspace 2007 をインストールしたコンピュータで [SharePoint 製品とテクノロジ構成ウィザード] が完了しない (http://support.microsoft.com/kb/941678/ja)
この現象が起こったサーバーでは、一度GroupBoard Workspace 2007をアンインストールしていただき、[SharePoint 製品とテクノロジ構成ウィザード]を明示的に実行した上で再度 GroupBoard Workspace 2007をインストールしていただく必要があります。
また、WSSのセキュリティ更新プログラムが適用される前であれば、以下のGroupBoard Workspace 2007の修正プログラムを適用することで、この問題を回避することができます。
GroupBoard Workspace 2007 更新プログラム (KB941678)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=cc532c9d-9697-4f9b-b690-733a610c075f&DisplayLang=ja
GroupBoard Workspace 2007 更新プログラム x64 (KB941678)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=6b63382d-51c9-4aff-9bad-8c8ce541f960&DisplayLang=ja
(ただし、WSS側の修正プログラムにより問題の生じたサーバーに対して下記のGB修正プログラムを適用しても問題は解決せず、一度GroupBoard Workspace 2007を削除して [SharePoint 製品とテクノロジ構成ウィザード]を実行する手順は必要です。)
皆様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。
梅雨も明けかけですが、また悲しいお知らせです。
GroupBoard Workspace 2007がインストールされているサーバーに対して、WSSのアップグレードを実行するとエラーになる現象があります。
WSSではホットフィックスなどのインストールを行ったときに、コンテンツデータベースのアップグレードが必要なものがいくつかあり、ホットフィックスインストール時に [インストールが終わったら SharePointの構成ウィザードを実行せよ]とダイアログが表示されるものがあります。
ところが、GroupBoard Workspace 2007がインストールされている場合、構成ウィザードが [構成失敗] として終了することがあります。
現時点での回避方法は、[SharePointの構成ウィザード]を実行する前に一度 GroupBoard Workspace 2007をサーバーからアンインストールし、WSS単体になっている状態で構成ウィザードを実行してアップグレード処理を行い、成功したら再度 GroupBoard Workspace 2007をインストールする、という手順になります。
以前のバージョンのGroupBoard からGB2007へのアップグレードでもなかなかうまくできないことが報告されております。
本当に皆様にご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
現時点では修正版を少しでも早くお届けできるように努力しております。
ほぼ2カ月ぶりの更新となってしまって気おくれもしているのですが・・・
(自分の個人用Blogも最近始めたのですが、ほんとにBlogを続けるというのは難しいですね。)
以前のバージョン (GroupBoard Workspece 3.0)では活用ガイドが一般書籍の形式で日経BP様から出版されておりました。
GroupBoard Workspace 2007では残念ながら書籍の形式ではありませんが、計40ページほどの小冊子としてPDFファイルとしてダウンロード可能になりました。
GroupBoard Workspace 2007の製品ページ
(http://office.microsoft.com/ja-jp/groupboard/FX101486471041.aspx)
の『GroupBoard Workspace 2007 活用ガイド ダウンロード (PDFファイル)』
リンクからダウンロードできます。 (ファイルサイズは24.4MBです)
カバーしている内容はGroupBoard内のリスト各種の説明と、多少の管理タスクも入っております。
図版が多いので実践的な操作マニュアルというよりは概要を見られるような内容となっております。
製本された小冊子のほうはセミナーやフェア会場などで配布されると思いますが、社内調達でも1部あたり結構なお値段がするので、見かけたらぜひお手にとってみることをお勧めいたします。
Newsgroupでは数か月たつと記事が消えてしまうので、有用な情報についてはこちらで保護することにしました。
Q. GroupBoard Workspace 2007のトップページのスケジュールのWebパーツで、[週末を表示]を常にONにしたい。
A.
既定の設定はサーバー側のファイルにありますので、インストールされたGroupBoardのファイルを変更することで可能です。
ノーサポートな方法なのでオリジナルファイルのコピーを保存してからお願いします。
1) GroupBoardをインストールしたサーバーで、以下のファイルをメモ帳で開きます。
C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server
Extensions\12\TEMPLATE\CONTROLTEMPLATES\GbwDefaultTemplates.ascx
2) 検索機能で先頭から [ShowWeekendCheck]という文字を検索します。以下のセンテンスがヒットします。
<GroupBoard:WeeklyShowWeekendCheck ID="ShowWeekendCheck"
AutoPostBack="true" Checked="false"
Text="<%$Resources:gbw,GbwSrShowWeekend%>" runat="server"/>
3) Checked="false" の部分を Checked="true"に変更します。
4) IISを再起動します。
こんにちは、GroupBoard開発チームです。
ニュースグループでご質問を受けた内容なのですが、今後も頻繁に質問を受けるかもしれませんので Blog で公開させていただきます。
WSS 3.0を既定でインストールしますと、データベースファイルはCドライブのWindowsディレクトリ以下に作成され、通常の方法では移動することができません。これを容量に余裕のある他のドライブに移動したいと考えるユーザー様も多いと思います。
以前のバージョンでは、以下のように手順が公開されておりました。
Microsoft Windows SharePoint Services データベースの移動
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windowsserver2003/technologies/sharepoint/movewsdb.mspx
今回は、上記の手順を参考にして、WSS 3.0用に手順を書き直してみました。
1) SQLコマンドラインツールをインストールする使用中のデータベース名とパスを確認する
今回のWSS 3.0 内蔵データベースは手順で必要となるSQLのコマンドラインツールが付属していないので、別途ツールのみをインストールします。
今回は無償で入手できる SQL Server 2005 Express Editionを使うことにしました。
i) マイクロソフトのダウンロードセンターから、"SQL Server 2005 Express Edition SP1"をダウンロードします。
ii) インストール中のコンポーネント選択画面で、[クライアントツール]のみを選択してインストールします。

2) 使用中のデータベース名とパスを確認する
Windows SharePoint Services を既定でインストールすると、\WINDOWS\SYSMSI\SSEE\MSSQL.2005\MSSQL\Data ディレクトリにデータベース ファイルが格納されます。このディレクトリに次のファイルが格納されていますので、まずこれらの名前を確認します。(GUID) には実際には32桁の一意な英数字が入ります。
SharePoint管理サイトのコンテンツデータベース
- SharePoint_AdminContent_(GUID).mdf
- SharePoint_AdminContent_(GUID)_log.LDF
SharePointサイトの構成データベース
- SharePoint_Config_(GUID).mdf
- SharePoint_Config_(GUID)_log.LDF
SharePointサイトのコンテンツデータベース
- WSS_Content.mdf
- WSS_Content_log.LDF
検索データベース(複数個存在する場合あり)
- WSS_Search_(ServerName).mdf
- WSS_Search_(ServerName).mdf
3) WSSのサービスを停止する
[コンピュータの管理] - [サービスとアプリケーション] - [サービス]を開き、以下のサービスを停止します。
- World Wide Web Publishing Services
- Windows SharePoint Servies Timer
- Windows SharePoint Servies Search
- Windows SharePoint Services Tracing
4) OSQLコマンドでデータベースを切断します
コマンド プロンプトでカレントパスを "C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Tools\binn" にし、以下のコマンドを入力しOSQL コマンド ライン ユーティリティを起動します。
(%Computername%はサーバー名を入力します)
osql –E –S %computername%\Microsoft##SSEE
次に、以下のコマンドを入力し、各行の終わりでEnterを押します。データベース名は、手順2)で確認した各mdfファイルの拡張子をとったものです。
1>EXEC sp_detach_db 'データベース名'
2>GO
たとえば、WSS_Contentの場合は
1>EXEC sp_detach_db 'WSS_Content'
2>GO
となります。
このデータベースの切断作業は、手順2で確認したそれぞれのデータベースに対して行います。
5) データベースファイルのコピー
Windows エクスプローラを使用して、各データベースを新しい場所にコピー移動します。各データベースで、データベース ファイル (.mdf) と、トランザクション ログ ファイル (.ldf) をコピーします。
6) 移動先で再接続
OSQL ユーティリティのコマンド ウィンドウで、次のコマンドを入力して、ファイルの移動先の場所を指定して各データベースを再接続します。
(以下の例では、データベースファイルを "d:\新しいフォルダ"にコピーした場合を示しています。
各行を打ち込んだあとにEnterキーを押します。
また、1行目と2行目の最後はカンマがありますので気をつけてください。
1>EXEC sp_attach_db 'データベース名',
2>'d:\新しいフォルダ\データベース名.mdf',
3>'d:\新しいフォルダ\データベース名_log.LDF'
4>GO
この再接続もデータベースごとに行います。
最後にコマンドプロンプト上でCtrl+Cを押し、"Exit"と入力して終了します。
6) サービスの再起動
止めていたサービスを再開させます。または、マシンを再起動します。
サイトを開き、問題ないようでしたら、古いデータベースファイルを削除します。
以上でデータベースの移動が完了しました。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
こんにちは、GroupBoard開発チームです。
前回ご質問をニュースグループあてに送っていただけるようにお知らせしたのですが、ありがたいことにそれ以降順調にニュースグループがにぎわっております。
今までは閑古鳥が泣いていましたが・・・できるだけニュースグループ上でも頑張っていますが、やはりバグに起因する問題やご要望にこたえられない機能など、つくづく世の中に製品を送り出すのは大変であることを痛感するこのごろです。
さて、年越しのネタになってしまったアップグレードも今回で終わりです。
WSSのアップグレード
前回はWSSの構成ウィザードまで実行しました。
この構成ウィザードが終わると、WSSサイトのアップグレードがタイマジョブによって開始されます。

この作業はWSSのサイトを3.0バージョンに移行する作業で、GroupBoardをインストールしていなくても(素のWSSでも)必要な作業になります。
かかる時間はサイトに登録されているアイテム数・ドキュメント数とサイトの数に左右されますが、テストに作ったサーバーなどでは数分もかからないようなレベルです。
この作業が完了したら、トップレベルサイトを開いてWSS 3.0ルックのサイトになっていることを確認しましょう。
(このときGroupBoardサイトを開くと、WSSのチームサイトのテンプレートを使って開きます。またGroupBoard固有のリストは使用できない状態です。後述のGroupBoardのアップグレード作業が完了するまでは使用しないようにお願いします。)
GroupBoard Workspace 2007のインストール
次に、GroupBoard Workspace 2007のインストール作業になります。
注意点としては、以前のバージョンはそのまま残して、上書きインストールとして作業することです。
以前のバージョンをアンインストールした状態でGroupBoard Workspace 2007をインストールしますと、正しくアップグレードできない可能性があります。
ダウンロードページから、GroupBoard Workspace 2007のx86版のセットアップファイルをダウンロードしてサーバーにインストールします。前回のバージョンではx64版は存在しなかったので、アップグレードの場合は必ずx86版ということになります。
GroupBoard Workspace 2007 ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=4C32235F-E061-4B99-BD66-68ECF3CE125E&displaylang=ja
セットアップ自体はとくに悩む選択肢はないので、ウィザードにしたがって進めていけばOKです。
GroupBoard Workspace 2007へのアップグレード
最後に、GroupBoard Workspace 2007へのアップグレード作業になります。
アップグレード作業は個々のサブサイトで行う必要はなく、サーバーで1回行えばよい作業です。
サーバー上のコマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを [c:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\BIN] にします。
(システムがCドライブにインストールされている場合)
コマンドプロンプト上で、以下のコマンドを実行します。
> stsadm.exe -o upgarde -inplace

アップグレード中は、上記メッセージが常に表示された状態となります。
コマンドプロンプト上で完了のメッセージが出れば終了です。
注意: 現在、既存のGroupBoardサイトでスケジュール・設備予約の保存アイテム数が多量の場合において、アップグレードに数日から数週間かかる事例が報告されております。また、同じく多量にスケジュールアイテムがある場合には、アップグレード作業そのものが失敗で終わるケースも報告されています。問題となるアイテム数の範囲は不明ですが、数千件といったレベルのアイテム数の場合には問題の起こる可能性が高いと考えられます。
すでに社内などで運用中のGroupBoardサイトをアップグレードする場合には、バックアップを保持した上で十分な計画で行っていただけますよう、お願いします。また、本件についてはこちらでも現在継続して解析中です。回避方法や修正方法などわかりしだい、こちらのページでもお知らせいたします。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
こんにちは、GroupBoard開発チームです。
前回からまた時間がたってしまい、まだアップグレード作業のご案内途中なのですが、ここでお知らせです。
このBlogでは当初からみなさまからのメールを直接いただいき、できる限り返信するように努めてまいりました。
これは GroupBoard自体があまり知られていない製品であったこともありますが、ユーザー様にとってよりどころになる情報があまり多くなかったことも影響しております。ユーザー様には質問の回答をメールで返信し、ユーザー様がこまった点や悩んだ点をBlog上で紹介することで、同じ悩みを持つユーザー様の手助けになれば、という意図もありました。
以前のバージョンのGroupBoard Workspaceではそのような"家内制手工業的"なサポートでも問題はなかったのですが、今バージョンになり状況は少し変化してまいりました。GroupBoard Workspace 2007 が無償ダウンロードになり、Windows SharePoint Services と合わせて高い機能をもつコラボレーションのソリューションが簡便に作れるようになりました。the 2007 Office Systemもいよいよみなさまの手元にとどくというこの段階になりまして、非常にうれしいことに、過去これまでにないほどにメールをいただくようになりました。
ユーザー様の質問レベルも上がり、当初予期していたような「簡単に手順をお知らせする」といった内容は少なくなり、ADやExchangeも含めたシステム構成としての質問も目立つようになりました。一方では、コーディングを含めた機能を実装しようとするユーザー様など、高度な質問も増えまして、それぞれのユーザー様への個別の案内では対応できない部分も出てまいりました。
また、よく聞かれる質問や、一般的な質問についても継続していただいておりまして、サポートメールの内容をそのまま皆様へのヒントになる方法がないかと思案しておりました。
このようないきさつから、Blog上でのメールの受付を今後取りやめさせていただき、かわりに、ニュースグループ上での公開された質問に対しまして、回答できる質問については、「GroupBoard開発チーム」のIDでコメントさせていただくことにいたしました。
(ただし、Blogと同じように発言内容がMicrosoftとしての公式な見解ではなく、内容が保証されることはありません。)
GroupBoardのニュースグループは以下のURLになります。
http://www.microsoft.com/japan/communities/newsgroups/browser/default.mspx?dg=microsoft.public.jp.groupboard
Outlook Expressなどのニュースグループリーダー機能のあるクライアントソフトでは、サーバー名として[msnews.microsoft.com]、ニュースグループとして[microsoft.public.jp.groupboard]を指定してください。
今までメールをいただいた方には大変申し訳ないのですが、今後は上記のニュースグループを盛り上げていくために活用をよろしくお願いいたします。
また、困っているユーザー様の質問に回答できるときには、ぜひご助言をお願いします。
最後ですが、このBlog自体は今後も(来年も)継続していく予定ですので、これからもよろしくお願いいたします。
年内はこれが最後の更新となりました。みなさまもよいお年をお迎えください。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
続いて、Windows SharePoint Serviesもセットアップしましょう。
サイト復元の確認に使用したサイトコレクションを削除していない場合 --- 復元の確認に使ったサイトコレクションはここで削除しましょう。アップグレードに余計に時間がかかりますし、状況によっては以下の問題が出る場合があります。
KB923904: Windows SharePoint Services 3.0 に Windows SharePoint Services 2.0 をアップグレードするとき、エラー メッセージ:「終了する必要がある Prescan.exe によって更新されないで一つ以上の一覧がアップグレードで発生しました」 (機械翻訳)
http://support.microsoft.com/kb/923904/ja
さて、現在のGroupBoardがx86版のWindows上で動作していますので、今回の Windows SharePoint Servies v3 もx86版をセットアップします。
Windows SharePoint Services 3.0 - 日本語 (x86版)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=D51730B5-48FC-4CA2-B454-8DC2CAF93951
セットアップを進めると、すでにこのコンピュータにはWSSv2がインストールされていますので、アップグレードのオプションを選択する画面になります。
今回は基本的なアップグレードの「一括アップグレード」でWSSをアップグレードすることにします。

この時点で一番上のオプションの「段階的アップグレード」が選択できない状態ですが、これはデータベースにWMSDEを使用しているためです。
データベースとして SQL2000/2005を使っている場合には、「段階的アップグレード」も選択可能になっていると思います。
一括アップグレード以外の方法については、今後また取り上げて行く予定です。
次に進むと、[セットアップの警告]というダイアログが出ます。サードパーティ製品がインストールされているので・・とのことですが、ここでいうところのサードパーティ製品とはGroupBoardのことになります。 同じマイクロソフトなのにサードパーティと言われてしまうと少し悲しいのですが、ここは「正しいアップグレード手順を確認」しながら進めていますので、OKをクリックして進めます。

なお、このダイアログの文面どおり、WSSのアップグレード直後はGroupBoardのサイトは機能していません。これは、WSSv3に対応した GroupBoard Workspace 2007をインストールし、さらにサイトをアップグレードする作業が必要なためです。
OKをクリックすると、順調にファイルのコピーが始まります。
セットアップが終了すると、以下のダイアログになります。

ここで、すぐに「閉じる」ボタンをクリックしないでください。
アップグレードの場合、この時点で「PreScan」という作業をする必要があります。
ヘルプなどには一応記載はあるのですが、セットアップ中にはほとんど気がつかないので、このまま作業を進めても途中で失敗のメッセージが表示され、この時点からやり直しする必要があります。
(失敗してやり直しをすればOKです)。
ここでは、上記ダイアログを開いたままでコマンドプロンプトを開き、[\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\BIN]のディレクトリに移動します。 ("Web Server Extensions"のフォルダには 50, 60, 12 とフォルダがありますが、WSSv3のコマンドなので "12" のフォルダを開きます。)
次に、 コマンドとして "PRESCAN.EXE /ALL" とタイプして実行します。Prescan はコンテンツデータベースをスキャンしてアップグレードレポートを作成するコマンドであり、WSSv3のアップグレードでは必ず実行する必要があるコマンドです。
PreScanが終わって、正常に終了した場合には、コマンドプロンプトを閉じてもOKです。
上記ダイアログに戻って、[閉じる]ボタンをクリックしますと、少しして [SharePoint 製品とテクノロジー構成ウィザード]が表示されます。

[次へ] をクリックすると、構成作業中にIISなどをリセットする旨のメッセージが表示されますので、[はい]をクリックして進めます。
次に、 Language Pack を追加でインストールしている場合の注意が表示されますので、もし該当するようでしたらこの時点でインストールしておきます。
構成ウィザードの終了までには結構時間がかかる場合がありますので、このときも気長に待ちましょう。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
さて、準備は整いました。
次に、必須コンポーネントの.NET Framework 3.0をインストールします。
Microsoft .NET Framework 3.0 再頒布可能パッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=10CC340B-F857-4A14-83F5-25634C3BF043&displaylang=ja
ダウンロード時間も含め、.NET Framework 3.0のインストールには結構時間がかかる場合があります。気長に待ちましょう。
インストールが終了したら、確認のために [インターネット インフォメーション サービス マネージャー]を開きます。
[Webサービス拡張]のノードを開き、[ASP.NET v2.0.50727]が表示され、[状態]が[許可]になっていることを確認します。

[Webサービス拡張] に [ASP.NET v2.0.50727] が表示されていない場合 --- インストールの順番やIISの設定によって、.NET Framework 3.0のセットアップ時にIISへの拡張が行われない場合があることがあります。このような場合、コマンドラインでIISへの登録を行うことができます。
1. コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを [\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727]にする。
2. 以下のコマンドを実行
aspnet_regiis.exe -i
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
前回はアップグレードインストールに備えて、既存の環境のバックアップをしました。
ここですぐにWSSをインストールしたいところですが、取得したバックアップファイル本当に正しく復元できるかどうか、既存の環境で確認したいとおもいます。
バックアップしたファイルを元のサイトに書き戻すと本当に復元できたかどうかわからなくなりますので、ここでは新しいサイトコレクションを作成してそこへ復元してみることにします。
新しいサイトコレクションの作成
1. サーバーの [スタート] - [管理ツール] - [SharePoint のサーバー管理] と開きます。
2. [仮想サーバーの構成] セクション以下の、[仮想サーバーの設定の構成] をクリック。
3. [仮想サーバーのリスト] で [既存のWebサイト] (または使用するWebサイト)をクリック。
4. [仮想サーバーの管理] セクションの [トップレベルWebサイトの作成] をクリック
5. [Web サイトのアドレス] で、[このURLの下にサイトを作成]にチェックを入れ、URLとして "RestoreTest" (例) と入力。
6. ユーザー名、Emailアドレスなどを入力し、OKボタンをクリック。
7. [トップレベルサイトが作成されました]のページになれば、新しいサイトコレクションが作成できました。OKボタンを押して管理ページへ戻ります。

バックアップファイルの復元
1. コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下のパスにします。
\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\60\BIN
2. STADMコマンドの復元オプションでファイルから復元します。上記のサイトコレクションURLの例ですと、
stsadm -o restore -url http://<Server>/sites/restoretest -filename <バックアップ ファイル名> -overwrite
3. 復元作業はサイトコンテンツのサイズによって数分から数十分かかります。
4. 終了のコメントが表示されたら、そのURLを開いて、サイトが正しく復元できているかどうか確認します。
サイトを復元する際に、「有効なコンテンツデータベースがありません」と表示される場合 --- 同じバックアップファイルを使用して2回以上復元作業を行ったとき、ひとつのコンテンツデータベースには2つ以上の同一なコンテンツを復元することはできません。メッセージにありますように、新規にコンテンツデータベースを新たに作成してから復元作業を行ってください。
復元したサイト上の「新着情報と今日のToDo」 Webパーツの表示がおかしい --- 「新着情報と今日のToDO」Webパーツの設定には、元の(復元元の)URLが含まれており、復元されたURLに書きなおす必要があります。変更するためには、「新着情報と今日のToDO」Webパーツタイトルの右端の下矢印をクリックして「共有Webパーツの変更」を選択します。画面右側にWebパーツの設定画面が表示されすので、現在のGroupBoardワークスペースのURLを入力してOKボタンをクリックしますと、変更が反映して正しく Webパーツが表示できるようになります。
バックアップファイルが正しく復元できることが確認できたら、復元に使用したサイトコレクションは削除してもかまいません。
サイトコレクションの削除
1. サーバーの [スタート] - [管理ツール] - [SharePoint のサーバー管理] と開きます。
2. [仮想サーバーの構成] セクション以下の、[サイトコレクションの削除] をクリック。
3. [サイトURLの入力] で、削除したいサイトコレクションURL (例: http://<Server>/sites/restoretest ) を 入力してOKをクリック。
4. 削除確認画面で、確認のうえ、[削除]ボタンをクリック。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
こんにちは、グループボード開発チームです。
前回はダウンロードのページもお伝えしたことですし、早速 GroupBoard Workspace 2007のインストールをしたいところではありますが、既存のGroupBoardが動作しているサーバーにインストールする際には、作業の失敗も考えて必ずバックアップを取りましょう。
実際のアップグレード作業は (サイトのサイズにもよりますが) 数日から数日間かかります。その間に予期せぬネットワーク障害や電源障害などでアップグレードプロセスが失敗した場合には、再度以前のバージョンのGroupBoardに戻してアップグレードを再開する必要がある場合があります。
このときにサイトコンテンツのバックアップがないと、以前のサイトに戻すことができないので、最悪の場合すべてのデータを失う可能性もあります。
(ご注意) GroupBoard Workspace 2007 では以前のバージョンのGroupBoardからのアップグレード機能がありますが、すべての場合において100%成功するものではありません。また、アップグレード失敗におけるコンテンツデータの消失については保証いたしかねます。
バックアップは以前にもご紹介しましたが、stsadmコマンドで行います。
stsadm -o backup -url <バックアップ元サイトの URL> -filename <バックアップ ファイル名>
詳細は以下のページをご参照ください。
http://www.microsoft.com/japan/sharepoint/groupboard/previous/2003/techinfo/backuprestore/backupDB.mspx
明日以降、既存のGroupBoardサーバーのアップグレード作業についてご紹介していきます。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

こんにちは、GroupBoard開発チームです。
そしてみなさま、ほんとうにお久しぶりです。
やっと、GroupBoardの新しいバージョン、 「Microsoft GroupBoard Workspace 2007」をみなさまにおとどけできる瞬間がやってまいりました。
今まで数回ほど、ご紹介する機会がありましたが、今度は完全なリリース版としてお届けできることを、うれしく思います。
今回のバージョンでは、こんな大きな変更があります。
① Windows SharePoint Services 2007 および Office SharePoint Server 2007に対応
新しいSharePoint テクノロジーを使ったリッチでクールなリスト、サイトたちが使えます。
② タイムカード、組織図など新機能の拡充
以前のBeta版でもご紹介しましたが、皆様にご好評の新機能が搭載されております。
③ そして、GroupBoardは無償提供となりました!
より多くのかたに触って、試して、使っていただけますように、無償でダウンロードになりました。
インストーラー自体は先週の金曜日に弊社ダウンロードセンターからダウンロード可能になっております。
この Blogをお読みのみなさまにも、すでにインストールを開始された方がいらっしゃるかもしれませんね。
「Microsoft GroupBoard Workspace 2007」は以下のページから入手可能です。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=4c32235f-e061-4b99-bd66-68ecf3ce125e&DisplayLang=ja
リリースもされましたので、今後はこまめにこの Blogもアップデートを行って行きたいと思っております。
今後は、まずはインストールの概要から、また既存のGroupBoardをお持ちの場合のアップグレードの際の作業のながれなど、ご紹介していこうと考えています。
機能についての詳細については、以前のバージョンの GroupBoardの比較などを交えながら、なるべくたのしく、ためになる内容をお届けしたいと思っております。
こんごとも、GroupBoard、およびこの Blog をなにとぞよろしくお願いいたします。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
こんにちは、GroupBoard開発チームです。
このBlogでいつも 『こんにちは、GroupBoard開発チームです』とご挨拶させていただいておりますが、『GrouBoard開発チームってどんなチームなんだろう』 『どんな職務内容なんだろう』 というご紹介もかねまして、弊社の研究開発部門採用ホームページに当チームからの『スタッフの声』が公開されております。ご興味があればぜひご覧くださいませ。(今回登場の Junko さんは、前回・今回とご紹介している SharePoint開発チームのテストを担当していただいております。)
さて、今回は、前回ご紹介した 『SharePoint 開発ツール』 の続編をお届けします。
前回ご紹介したことを簡単に振り返りますと、この 『SharePoint 開発ツール』 は Visual Studio2005 の拡張ツールとしての位置づけである、というお話をさせていただきました。この 『SharePoint 開発ツール』 を導入することにより Visual Studio 2005 に SharePoint 開発のためのプロジェクトテンプレートが追加され、ユーザーは目的に応じてそのテンプレートを選択することで簡単にWebパーツを開発できる、ということをご紹介しました。
実は、この開発ツールには Visual Studio 2005 の拡張ツールに加えて、もうひとつ 『Generate Tool(仮称)』 というスタンドアロンのツール も含まれます。今回はこのツールと Visual Studio 2005 のサイト定義、およびリスト定義開発のためのプロジェクトテンプレートとを使って、かつてない SharePoint の開発手法を紹介したいと思います。
Visual Studio2005 の拡張ツール 『SharePoint 開発ツール』 で追加される サイト定義開発用のプロジェクトテンプレートでは、前回ご説明した Webパーツでの開発同様にサイト定義を簡単に開発することができます。ですが、いくら開発が楽であっても新規に一からサイトの定義を作るとなるとやはり大変な作業となります。
サイト定義やリスト定義を開発した経験のある方でしたら、既存のサイトやリストを雛形に開発したいとお思いになったことはないでしょうか?また SharePoint の Schema の知識にそれほど自信のない方でしたら、UI上でリストにフィールドを追加してから、あるいは FrontPage (または SharePoint Designer) などでサイトをカスタマイズしてからこれらを雛形として、必要最低限のSchemaの編集で開発をしたいとお思いにならないでしょうか?
そんなときにぜひ使っていただきたいのが 『Generate Tool(仮称)』 です。このツールを起動すると、なんと既存の SharePoint のサイトやリストから指定したものをVisual Studio 2005 のプロジェクト形式、つまりはVisual Studio2005 の拡張ツールで追加されたサイトもしくはリストのテンプレート形式として生成してくれるのです。開発者はこの生成されたプロジェクトを開き、F5を押すだけど既存のサイトやリストと全く同じ定義をあたらしくSharePoint上に作成することができます。今述べたことを簡単に図にまとめると以下のようになります。
図に示すように、『Generate Tool』があることでVisual Studio 2005のプロジェクトからSharePointへという1方向の開発だけではなく、SharePoint から Visual Studio2005 のプロジェクトへという今までにない開発方向が生まれるわけです。つまり、開発者はどちらからでも開発を始められ、図の矢印で示すようなサイクルで開発を行えるようになります。これでますますSharePoint開発がはかどることでしょう。
以上、今回はこの開発プラットフォームの含まれる二つのツールを使用することによってSharePointの開発を今までに比べ格段に効率的にそして簡単に行えること紹介しました。皆様のお手元に届くにはもうしばらく時間がかかりますが、このブログを通してアップデートがあるたびにお知らせしていきたいと思います。ぜひお楽しみにしていてください!
ここから少し広告になってしまいますが、冒頭でもちょっとご紹介させていただいた私どものチームでは、現在テスティングエンジニアの方を募集しております。詳細につきましては弊社採用ページの募集内容をご覧くださいませ (研究開発のソフトウェアテスティング/QAのカテゴリです)。当チームにご興味あれば、採用ページからどんどんご応募くださいませ。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
こんにちは、GroupBoard開発チームです。
今回のお話は今までとは少し違い、開発者向けのお話です。
皆様はSharePoint上でなにかしらの開発を経験されたことはありますか?
例えば、このブログでも何度か紹介しております Webパーツ ですが、これをご自分で作ったことはございますでしょうか。もし経験された方がいらっしゃいましたら、このSharePoint上での開発がどんなに大変であるかご理解いただけると思います。実際、私達GroupBoard開発チームは、SharePoint 上で GroupBoard という製品を開発してまいりましたので、なかなか簡単にはいかないことが身にしみております。今回紹介させていただくものは、そんな苦労をご存じの方でしたらきっと目から鱗であろうSharePoint開発のためのプラットフォームです。
実はこれは現在開発中の製品でありまして、皆様のお手元にお届けするためにはもう少々時間がかかります。が、完成の暁にはきっと皆さんの、とくに開発にかかわる方の拍手喝采間違いなしの製品になることを保証いたします!
ではまず今までのSharePoint開発がどんなに大変な作業だったか、Webパーツの開発を例に振り返ってみましょう。
今まではの手順を簡単にいえば、以下のようなものでした。
1) Webパーツ用のCodeを書き、コンパイルしバイナリ(dll)を作成する
2) 作成したバイナリをGAC(Global Assembly Cache)に登録する
3) 作成したバイナリをSharePointのSafe Controlに登録する
4) WebパーツをSharePointで使えるようにするためのXMLファイルを作成する(複 数)
5) 上で作成したXMLファイルをそれぞれ決まったディレクトリに配置する
6) Webパーツを有効にするためにSharePointのあるツールを実行する
特に 4) と 5) で作成するXMLファイルは、 SharePoint の知識がなければ簡単に書けるものでありませんでした。また、開発者は作成した Webパーツを SharePoint で使えるようにするために 2) 以降のステップを毎回行う必要がありました。開発者といえば本来はCodeを書くことに専念したい方も多いと思いますので、この 2) 以降のステップは面倒な手順でした。
そこで、現在わたしどもでは、SharePoint 開発 のためのプラットフォームを開発しております (なんか重複してますが・・・開発ツールのための開発、ですね) 。これは Visual Studio2005の拡張ツールの位置づけとなり、導入しますと Visual Studio にSharePoint 開発のための目的に応じたプロジェクトテンプレートが追加されるのです。開発者はVisual Studioから開発したいSharePointのプロジェクトテンプレートを選ぶことできます
ではこのVisual Studioのテンプレートを使用するとWebパーツの開発手順がどのように変わるかを以下に示します。
1) Visual StudioのWebパーツプロジェクトを新規に作成し、そこにWebパーツ用のCodeを書く
2) F5キーを押す
この二つのステップでWebパーツの開発は完了です。つまり今までの手順で必要だった最初の 2) から 6) のステップは F5 キー を押すことによって自動で行ってくれるのです。XMLファイルの作成なども自動で生成してくれますので、開発者はCodeを書くという本来の作業に集中できるわけです。
またこのWebパーツプロジェクトを使用するとデバッグ機能や、インテリセンスといった開発をさらに支援する機能も使用することができます。これを使えばSharePoint開発ももう難しくありません!
以上、SharePoint開発プラットフォームでWebパーツを簡単に開発できることを紹介しましたが、実はこれはまだこの開発プラットフォームでできることのほんの一部でしかありません。Webパーツの開発以外にも、新しいサイト定義やリスト定義を開発することができます。また新規に作成するだけではなく、すでにSharePointにあるサイト定義やリスト定義を雛形に開発できるツールなどもあります。これらの機能についてはまた次回紹介したいと思いますので、お楽しみに!
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